ゴールドケア事例
Cases
「さつきちゃん食堂」から広がる、地域とのつながり
- 掲載日:2026.08.24
- 更新日:2026.08.04
子どもたちにお腹いっぱいご飯を食べてほしい。そして地域に恩返しがしたい。
その思いから、私たちゴールドエイジ高茶屋は「さつきちゃん食堂」を始めました。
周辺には住宅街や小中学校、学童保育所もあり、多世代が日常的に行き交っています。「さつきちゃん食堂」は、地域の皆さまが「食」を通じて交流できる場です。
手探りで始めた、月に一度の食堂
2023年7月、月1回木曜の夕方にデイルームで開催しました。学生ボランティアの学習支援や折り紙を通じて交流が生まれ、子どもたちの明るい声に誘われて、入居者さまも笑顔でのぞきに来てくれるようになりました。
一方で、この食堂を地域に広め、継続していけるのかという不安は尽きませんでした。
声を聞いて、形を変える
そこで、利用してくださる方々の声を聞くために、アンケートを実施しました。
「ハンバーグや唐揚げを食べたい!」
「持ち帰り用のお弁当があるとうれしい。」
「休日の方が来やすい。」
たくさんの声が届きました。
これを受け、毎月第3土曜の昼11時30分からお弁当(テイクアウト)を配布する形に変更しました。現在は、親子連れから近隣住民の方、部活帰りの中学生にまで広がり、毎回50食、完売する盛況です。
地域の方々に支えられて
活動を続けてこられたのは、私たちだけの力ではありません。多くの方が「さつきちゃん食堂」に共感し、力を貸してくださっています。
周辺企業や協力企業からの協賛、ケアマネジャーや往診の先生によるお手伝いなど、協力の輪は広がり、私たちにとって大きな励みになっています。
Instagramでの発信や学童へのチラシ配布も続け、ゴールドエイジ高茶屋の3周年には、夏祭りやキッチンカーとの合同開催も実現。子どもたちに来てもらい、縁日を楽しんでもらいました。
入居者さまの変化
「今日はどんなお弁当かな」と玄関先まで足を運び、「自分も手伝わせてほしい」と、お弁当やジュースを手渡してくださる入居者さまも増えました。
誰かの役に立つ喜びが、日々の活力と生きがいにつながっています。
「食」を通じて、「人」とつながる
「さつきちゃん食堂」は、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」と、目標11「住み続けられる街づくりを」にもつながる活動として、運営を続けています。
毎月来てくれる方も多く、楽しみにしている方も増えています。子どもたちはいつも笑顔いっぱいです。
「サービス付き高齢者向け住宅って、こんなこともするんですね」とホームに興味をもっていただいたり、来てくれていたお子さんのお母さんが「働きたい」と興味をもってくれたり。「食」を通じて、子どもたちとの交流や健康づくり、そして地域の方たちとの輪が広がっています。
これからも地域の皆さまと一緒に、笑顔がつながる活動を続けていきたいと思います。