グループホームと管理栄養士

グループホームとは、要介護状態にある認知症高齢者が生活を営む施設です。
基本的には、軽度の認知症の方々が職員と一緒に食事を作ったり、洗濯や掃除をしたりと、家庭に近い環境で共同生活を行います。しかし、グループホーム入居者の皆様も年々歳を重ねられ、体力的に衰えて行く方や認知症が進行する方など様々です。

食事は人生において大切な部分を占めています。それはグループホーム入居者の方にとっても同様で、施設で生活していく上での楽しみの一つとも言えます。グループホームでは楽しい食事はもちろんですが、入居者の栄養状態の把握も大切な要因です。そこで、必要になってくるのが管理栄養士です。

管理栄養士は各人の嚥下状態や栄養状態を考慮した食事メニューを提案してくれます。現在、管理栄養士がいるグループホームは全国にほとんどなく、入居者の身体能力低下に合わせた食事提供がきちんと為されているかというと、疑問が残ります。管理栄養士の管理の下、毎日の食事を楽しんで頂くのが理想ですが、事業所自体の諸事情もあり、なかなか常駐するというのは難しいようです。今後、管理栄養士のいるグループホームが増えるならば、入居されている方々のＱＯＬ（生活の質）向上は約束されるかもしれません。

ゴールドエイジのグループホームでは管理栄養士によって考えられた食事を提供しています。詳しくはお問い合わせください。