公開日:2021.07.12

グループホームにおけるバリアフリーの必要性

グループホームとは認知症の方が10名程度の少人数で生活を共にする施設のことを指します。運営されているグループホームは、認知症の方が生活しやすいようにするため、小規模であることが定められていますが、規模以外でも認知症の方が生活しやすい環境であるかどうかは大変重要なポイントです。認知症の方は住環境より大きな影響を受けます。そのため、グループホームでは周りの道路やグループホーム入口がバリアフリーになっていることは基本的な事項と言えます。バリアフリーとは障害を除き生活をしやすくすることを意味します。バリアフリーであるかどうかは高齢者にとって安全・安心に生活する上で重要な問題です。ゴールドエイジでも家庭内事故のない、加齢対応設計の安全なすまいをモットーとしています。

グループホームへの入居を考える際は、バリアフリーであることはもちろんのこと、自分がどこにいて向かう先がどこにあるか視覚的にわかりやすいなど、バリアフリーに加えユニバーサルデザインが十分に備わっているか、そのグループホームで生活することを考え確認してください。認知症だからこそ、環境が整えられたグループホームというより住みやすい環境が必要と言えるでしょう。