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サ高住コラム「アルツハイマー型認知症」

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アルツハイマー型認知症

掲載日 : 2015年02月12日

アルツハイマー型認知症*では、一般的に、記憶障害や徘徊などが問題行動として挙げられます。
実際、自宅で生活するに当たり「生活障害」の症状進行が本人、家族にとって大きな負担となります。

「生活障害」は、食事、排泄、入浴、リモコンの操作、電話を掛ける、金銭の管理(買い物も含む)、文字を書く等、日常生活を送る上での基本動作ができなくなることです。介助する家族は、心労が大きく、鬱的な症状、不眠、腰痛などの身体的な問題が生活の負担となり、在宅での介護が難しく、施設への入所も選択肢に入るのではないでしょうか。しかし、アルツハイマー型認知症と診断されたからと言って、どの施設にでもすぐには入れるわけではありません。

まず、身体的な問題がなければ、グループホームや有料老人ホームへの入居が選択肢に上がります。
次に、身体的な介助も必要であれば、介護老人保健施設(ろうけん)、特別養護老人ホーム(特養)、有料老人ホームへの入居が検討されます。

有料老人ホームは、「住宅型」「介護付き」と種類があり、どちらのタイプも、認知症疾患を持つ人の受け入れをしているかどうかは、施設によって異なります。残念ながら、アルツハイマー型だけでなく、認知症に対して良いと言われる少人数が1つのユニットで生活する「ユニットケア」を取り入れている有料老人ホームは少ない状況です。

実際、入居していると認知症の症状を発症する、といった方も多くみられますが、集団生活の場として、認知症の方をケアすることに対して不得意な施設もあるため、有料老人ホームの施設選びの際は、それらの特性をチェックすることも重要です。

さて、施設選びよりも大変なのが、本人の入居への気持ちです。介助者の一方的な思いを伝えると、入居への拒絶が強まることがあります。特に、アルツハイマー型認知症は、感情の起伏が激しく、説得に困り、半ば無理強いして入居を押し切るケースも少なくありません。

認知症疾患を抱えながらも本人らしい生活を実現できる環境を提供できる有料老人ホーム選びをすれば、きっと、本人、家族共に心穏やかで豊かな時間を過ごすことができるでしょう。


*認知症は「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」とに分かれます。

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