高齢者の『幸せ』って何んでしょうか…?

私は58才ですから、まだ高齢者ではありません。働き盛りの、最後のお勤め…の真っ最中ですね。しかし以前ほど身体が動きません。
目のシワや首のシワが気になりますし、顔にもシミ、髪の毛もさんざんです。目がかすんで本を読む量もめっきり減りました。もう勉強しなくなってしまったんですね。
当然仕事の責任も重くてフラストレーションと言うか欲求不満と言うか、若い頃とは違う、何か重たい物が頭の上にかぶさっている感覚です。おもしろい事、楽しい事は若い時には目の前にいくつでもあったのですが、今は探さないと見つかりません。それも一生懸命に探さないと、楽しい事が見つからないんですね。困ったものです。

と私なりに考えますと、この延長線上に65才があり、75才があり、85才があるのなら、今の困った問題が2倍、3倍に増えるのでしょうか?ゴールドエイジにお住いの諸先輩方にお教えいただきたいものです。
いくら高齢と言えども、そのお年になられたのはその人にとっては初めての事ですから、めずらしい事、分からない事が山積みの一年一年でしょう。しかし年下の人へのアドバイスは『いつか来た道』ですから、まあ人生こんなもんだよ。と自信をもってお話しいただけます。
もしやり残したり、失敗したり、まずかったかな、と思われる事は、『君、これだけは注意しろよ。』と一言、言っていただければ幸いですね。

さてゴールドエイジの代表として、分からないなりにも『高齢者の幸せ』が何かを決めておかないと、会社の運営ができません。会社はお金儲けが目的ではなく、『何を実現したいか』が大事ですね。ですから私は、『高齢者の幸せ』を実現したいのでこの会社を運営している訳ですから、実現するためにどうしたらいいのかを具体的に決めておきたいのです。

私の考える『幸せ実現』の条件は『7つ』です。①『家族との関り』やはり家族が第一ですね。もしご家族がいなければ、ゴールドエイジの社員が家族にならないといけません。②『社会との関り』友人や地域や近所の人達と、いつまでも仲良くしなければいけません。少し努力しないと面倒ぐさがってはいけませんね。③やはり『健康と病気』に十分に注意して、注意しすぎと言うことはありません。自己責任でしっかり管理して下さい。自分で努力する以外『身代わり』はいないのですから。④次は嫌な話しですが、お金です。『お金の安心』がないと幸せではありませんね。しかし上を見ても、下を見ても…切りがありませんから『分相応』で満足すればいいのです。⑤『好きなこと』⑥『楽しい事』を少し努力して見つけないと淋しいですね。芸は身を助けると言いますが、努力して趣味をもつ事、人から変人と言われても楽しければ何をやってもいいと私は思います。⑦これが最後ですが、『一生勉強』ですね。この謙虚な向上心がないと、幸せには死ねませんね。

少しはっきり言い過ぎてしまいましたが、これが私の『幸せを実現する7条件』です。
遠慮しないで『人の世話になる。』そして『人にも役立つ生活』を心がけることが、人生を一生懸命に生きることではないでしょうか。そう決めて、心がけて、努力する人に『幸せ』が来ないはずはありません。
と私は確信しています。