成功事例紹介シリーズ『月間生活費11万円』

皆さんはゴールドエイジの『種類が6つ』あることをご存知でしょうか? 

①アクティブケアホーム(自立型)
②ゴールドケアホーム(介護型)
③ナースケアホーム(看護型)
④ドクターケアホーム(医師常駐の医療型)
⑤グループケアホーム(認知型)
⑥ロイヤルケアホーム(特定施設)

すべて私が勝手に命名しましたね。ドクター常駐とは、ゴールドエイジの中に『在宅診療』のクリニックがあるもの。ナースケアは、外からドクターが在宅診療に来てくださるものの違いです。認知型とは、9人又は18人のグループホームが建物の中に併設されています。特徴はグループホームの認可が出なくても、建物を区分して認知の高齢者を介護させていただきたい、と言う考えです。自立型とは、自立の高齢者も受け入れる介護付住宅のことで、自立しか入居できない、と言う意味ではありません。

さて『月間生活費』ですが、だいたい家賃5万円。管理費3万円。食費4万円。生活支援費3万円。合計15万円と雑費で16万円ですね。それに介護・医療の自己負担が2万円として、18万円。お小遣いも2万円くらい欲しいですね。と言う事で、すべて合計で1ヶ月で20万円が必要でしょうか。年間で240万円かかりますね。私はこれらのゴールドエイジを6種類作ってきましたが(現在計画中も含む)、この『月間生活費』はどこもだいたい同じでした。しかしこれが、はっきり申し上げて、『赤字』ぎりぎりの会社経営でした。これは本当のことですね。
しかし私は少し頭がおかしいのでしょうか。月間生活費『11万円』を作りたい、と1年前くらいから言い始めて、それが今年実現しそうです。そして次の目標。『8万円』を作るんだ!!なんて気違いみたいな事を言い始めています。もう会社の番頭さん達(役員)は真っ青で、あきれて心配しています。
今16万円かかっている生活費(自己負担と小遣いは除く)を『11万円』。近未来に『8万円』にすると私が決心している理由は何でしょうか?それは私が48才のサラリーマンだとします。子供2人で中学生と大学1年生。奥さんはパートで働いています。さて胸に手を当てて、正直に考えてみると、おじいちゃんのために出せるお金は、16万円は無理ですね。出せません。
おじいちゃんも蓄えたお金と、年金はあるのですが、70才で入居して、『私はいつまで生きているのか』誰にも分からないのですから、20年掛ける240万円は4800万円。30年で7200万円…。気が遠くなるほど『不安』ですね。

ゴールドエイジには会社設立の目標が5つあります。その中の1つが『経済的に安心な介護付高齢者住宅』ですね。7年前からの私の主張です。当初は16万円でも十分に『お安い』と考えて始めたのですが、今は11万円ですね。
さてさて、しかしこの11万円はものすごく難しいですね。建築費を下げ、電気水道ガス代を下げ、断熱性能や太陽光発電や深夜電力の蓄電器が必要です。食材の仕入れを下げて味を落とさず、ヘルパーさんも今までと同じ働き方では全くだめです。役割り分担を徹底して、介護の質を上げて人件費を下げますね。

一番大切なことは何でしょうか…!!入居者の皆さん一人一人のご協力です。自分でできる事は何でもやりましょう。昼間はデイで運動して、食事作りや人を助けるボランティアもやりましょう。11万円、8万円にぜひご協力をお願い申し上げます。