【高齢者】『サ高住』の…。私の悩み…。

『サ高住が日本を救う!!』と言って私は年間72回も『セミナー』をしています。医療や介護、地主や不動産会社、税理士さんや設計事務所さんに『サ高住』の良い所や要注意点を、しつこくお話ししています。

さて『日本を救う』理由とは
①サ高住での平均的な訪問介護報酬は一人月間8万円。療養型45万円、老健30万円、特養28万円、特定20万円。一番安く介護のお世話ができるので、今なんと7.9兆円も増大している『介護保険の崩壊』が防げます。40歳からの介護保険負担義務を20歳にしなくてもいいんですね。本人の負担も一割のままで済みます。
次に②今、医療費36.6兆円ですが、サ高住での医療、看護、介護での『看取り』が可能になれば、一番お金のかかる病院でのお亡くなりの『終末期医療費』が下がります。これで『医療保険崩壊もありません。』
③サ高住は、高齢者の『自分の住宅』『自宅』ですね。ですから、病院や施設ではありません。ご本人が納得して、安心して楽しく余生を暮らせる所です。サ高住のゴールドエイジは『日本一明るいサ高住』を目標に運営しています。
④医療は『在支診』で『在医総管』での多額の報酬ですし、介護もそれなりの報酬をいただいて、この就職難でも求人倍率2.5倍ですね。一人のヘルパーに、2.5倍の仕事があると言うことです。これも日本を救いますね。
⑤ドクターは日本中で不足しています。ですから私達介護会社が『医療』のお手伝いをします。65歳以上、75歳以上の高齢者の医療は、サ高住にいるナースやヘルパーで十分行えます。ドクターの指示書に従って、24時間のお世話が私達でできるのですね。一件一件の個人の家に住んでいるとできないことも、サ高住の1つの建物の中に50人くらいの高齢者が居ていただくと、安心安全に医療行為ができます。ドクターにとっても体は一つですが、ナースやヘルパーやたくさんのスタッフに支えられて、効率良く3人分のお仕事ができます。これも日本の医療を救いますね。

と言うことで、セミナーで話しを聞かれた参加者の皆様から『サ高住をやろうと思う 』君、ちょっと計画してくれないか…。開業とか介護の世話をしてくれないかなー…。のお話しが私の所にたくさん来ています。嬉しい悲鳴ですが…。私は1月5日のお正月から、この4月末までに一日の休みもありませんね。いっぱいです。
私は私なりに、私が言い出しっぺですから、一生懸命に走り回って頑張っているのですが、そろそろ限界です。それだけでなく、もう1つ大きな問題があります。私はそもそもお節介やきですから、人様のお手伝いは必死にやっています(仕事ですから)。しかし自分の会社のために『サ高住』を全くやっていません。医療や介護や地主さんの仕事ばかりしていますので、私の会社の介護事業部から文句を言われています。

地主さんや建主(オーナー)さんを儲けさせて、建設業者さんを儲けさせて、医療法人さんや介護会社さんに協力して、私達介護事業部の人間が高い家賃を払って、入居募集して、夜中まで介護・看護をするんですよ… もう無理ですよ… と言われています。
まあ具体的に言えば、人の世話をやめて、自分の会社だけのことを考えて、土地を買って、自分達の建物をやりたい場所に建て、介護をさせてください。それであれば10棟でも20棟でも、私達は頑張ります。ですね。

社長としては本当に頭の痛い話しです。そうです。メッセージさんやニチイ学館さんは自分の会社のことしかやりませんね。私はちょっとお節介すぎるのでしょうか…。そろそろもう限界です。