【高齢者】ゴールドエイジは少しずつ進歩していますね。

毎日毎日が仕事に追われていますと、これでいいのか…。とふっと考えてしまいます。

昨年1年間で私の正式な休みは『2日だけ』でしたから、働き続けた1年間でしたね。土日は医療介護や地主の土地活用のセミナー等が80回以上。月火は11種類の会議がありますから、いつも昼食はオニギリを食べながら車を運転しています。火水は学習とお客様訪問日と決まっています。金曜は3つの開発会議(住宅・マンション・高齢者住宅)と3つの研究会(マーケティング・ランチェスター戦略・イノベーション)があります。そして海外にも70日以上出かけて、6ヶ国で事業をしたいと計画しています(マレーシア・フィリピン・タイ・ベトナム・オーストラリア・ハワイ)。

私は4,000時間は働きますから、8時間で計算すると、1年間で500日です。しかし私は好きなことをしている訳ですから、全然疲れませんし、楽しい毎日ですね。しかしふっと考えてしまいます。『ゴールドエイジ』はこれでいいのか…。

私が8年前にこの仕事を始めた理由は、
①94歳で亡くなった『祖母の介護』の辛い体験からでした。5年間の介護でしたが、専門の『介護技術者』と『介護設備』がないと、介護はできない。家庭崩壊だと真剣に思いました。
②次に、私の一生で一番楽しい思い出の『寮生活』をゴールドエイジの高齢者にしてもらいたかったのが、第2の理由です。同年代で話しの合う仲間達で、最初は知らない人同士でも『同じ釜の飯』を食べると楽しい友達です。どうしても一人で閉じこもりがちの高齢者が人と仲よく楽しく生活してほしいと私は考えています。今、デイサービスに力を入れているのもこれが理由ですね。
③私が『死後の世界』の専門家だと言うことはご存知でしょうか。26歳でヨガの修業を始めて今年で35年です。35年間、科学的に宗教的に哲学的に心理学的に修業体験を通じても、私は専門家ですね。私のヨガは『密教ヨガ』ですが、ヨガとは一言で言うと『死ぬ練習』です。息を止めて、心臓も止める訓練ですね(私にはまだ出来ませんが)。

こんなことを言うと皆さんに怒られますが、高齢者とは一番『死』に近い人達ですね。だからその人達に私は死ぬということがどう言うことかを、本当は教えたいのでゴールドエイジを始めたのが3番目の理由でした。しかしこれは色々問題もあるので私の『死後の世界セミナー』は実現していませんね。残念です。

さて、ふっと初心に帰って考えていますと、まだまだやることがいっぱいありますね。①は介護医療のスタッフの努力で、全国誌にも新聞にも取材されて私共は有名です。社員が本当に良く成長しました。②はもっともっと楽しく生活していただきたいですね。今、食事を美味しくするために、一棟一棟社員の作る給食に切り替えています。時間はかかりますが必ず良くしたいと計画しています。またお風呂や設備も使いやすく快適にしたいですね。私はお風呂大好き人間ですから、いつも気持ち良く皆さんに使っていただきたいですね。
あとは楽しさを盛り上げる『イベント』ですね。喫茶コーナーはだいたい完備できましたが、居酒屋とスナックがまだまだです。カラオケは完備ですが、映画がまだまだですね。私達の目標はお誕生日のお祝いも含めて『毎日イベント』ですが、もう少しお待ちください。

さて、ゴールドエイジは入居者やご家族の皆さんに支えられて『少しずつ進歩』していますね。私も4,000時間働きますから『ゴールドエイジに住んで良かったよ』と約580人の入居者全員に言っていただければ、私は『死んでも本望』です。もう少し頑張ります。