【高齢者】セミナー講師は恥ずかしいものです。

人前でしゃべることは、自分の馬鹿さ加減を証明している様なものですね。ですからできればやりたくないのが偽りのない本心です。しかしどう言う訳か昨年1年間だけで80回のセミナーを開催して、その中の50回は私がしゃべっています。今年は少なくしていますが30回ぐらいはセミナーで講師をしますね。恥ずかしいことです。

私はカラオケはできませんし、目立つ事も嫌いですし、まあ一人でそっとしておいてもらったほうがいい人間で、けっして人前でしゃべることに生き甲斐はありません。本当に『講師』は嫌なものです。

では何故やるのでしょうか…?理由は2つです。
①どうしても『伝えたい事』がある時ですね。これを伝えないと皆さんが苦労されたり、失敗されたり、取り返しがつかない事になるぞ、と思うと恥ずかしいとか、面倒くさいとか、時間がないとか言ってられません。私の話で良ければはっきりとお伝えして、お役に立ちたいと思うと、俄然と『やる気』が出るものです。
②次に、私にはそもそも『プライド』と言うものがありません。ですから恥をかいたり、馬鹿にされたり、変なやつと思われても、一応恥ずかしいのですが気にはしない性格ですね。『はいはい、私は馬鹿ですよ…』と開き直っていると言うか、それは本当の事ですから反論はできません。
しかしそんな馬鹿なやつでも、恥をしのんで皆様のお役に立てれば何でもさせていただきますです。の世界ですね。ですから喜んで(?)セミナー講師をさせていただいています。この論理展開は少し変でしょうかね…。

はい、では気を取り直して本題です。と言う事で5月12日は品川のコクヨホールで280人の医療系と介護系の専門家の集まりで60分お話をしました。厚労省のお役人や有名な介護コンサルタント会社の社長さんで皆さん『知的なお話』の中で私一人が『非知的』なお話をさせていただきました。

私はいつも『すぐに役に立つ話』をいたしますから、いつも非知的で『明日から実行してくださいね』のお話が得意です。今月の6月26日も名古屋の医療系の大きなセミナーで話をしますが、私の専門の『サ高住』(サービス付き高齢者向け住宅)のテーマはいつも同じです。①私の8年間の『失敗6連発』②サ高住はやらないでください『やってはいけない10ヶ条』③『4つの成功モデル』④サ高住実践編『成功の8ヶ条』⑤『サ高住が日本を救う』⑥『チーム在宅』⑦サ高住運営ソフト『さつきちゃん』⑧『サ高住学校開催』3日間経営コース、3日間実践リーダーコース、1日PC実務コース⑨設計・デザイン・建設の『実例集』⑩経営計画・事業計画と利益計画の『実例集』です。

さてさて今日本にバブルが3つありますがご存知でしょうか。まず『東北震災バブル』現地では人件費2倍、建設資材1.5倍です。次に『太陽光バブル』ドイツでは10円 15円なのに、日本では36円で政府が買い上げるのですからバブルですね。太陽光パネルが不足しています。
次に『サ高住バブル』なんです。これが凄いですね。すでに1年間で10万戸の申請、今年1年間でまた10万戸です。10年間で100万戸のサ高住が日本にできちゃいますね。私の予想で80%が『赤字経営』で60%が『倒産』します。私が言うんですから間違いはありません。正しく経営すれば『サ高住が医療・介護で日本を救う』のに…。残念で仕方ありません。

と言うことで、恥ずかしながら、私のセミナー講師はこれからも続きますね。お役に立てれば私はどこへでもお伺い致します。はい。