【高齢者】サ高住『ゴールドエイジ』の海外展開

 今のゴールドエイジにお住まいの高齢者は平均年齢『83歳』です。ということは戦後70年ですから、お生まれは『戦前戦中』ですね。日本の軍国主義の時代にお生まれになって、戦争を体験され、終戦の塗炭の苦しみの中を生き抜かれて、その後の世界第2位の経済大国日本をつくられた方々がゴールドエイジにご入居されています。

 ゴールドエイジの経営目的は『高齢者が尊敬され大切にされる日本の社会をつくる』ことですが、それは考えてみれば当然のことですね。それだけご苦労されて今の平和で豊かで幸せな『日本国』をつくられた高齢者に尊敬の念を込めて、できる限り大切にすることが私達の務めだと考えます。

 さてしかし、やはり沢山のお金の苦労をされましたから今の高齢者は『お金』は使いませんね。お金があっても無くても関係なく、戦後のご苦労をされた人達はお金を使わないんですね。ですからゴールドエイジの運営も『質素倹約』を第一に良いサービスを安く提供させていただいています。ですから入居者の皆さんにも喜んでいただいているんだと思います。

 さて2015年は何の記念年でしょうか…?それは戦後のベビーブームで生まれた団塊の世代『806万人』が全員65歳になられた年ですね。そして『2025年問題』はこの806万人が全員75歳になるので日本政府は大問題だと言っています。働く人がいなくなって、子供達もいなくなって、年金をもらう人達だけが増えるということです。年金崩壊、医療保険崩壊、介護保険崩壊。だから消費税が上がって、相続税や所得税が増税されていますね。今でも国家予算90兆円の半分近くの40兆円が将来への借金で補充されているのに10年後はいったいどうなっているのか…私は大変に心配しています。

 さてそういう日本ですから、ゴールドエイジは海外に出たいと計画しています。特に東南アジアのフィリピンやマレーシアやタイランドは暖かくていいですし、人口も増加して経済的にも発展し続けています。まあ戦後の日本の高度成長時代と同じですね。そしてハワイやオーストラリアのゴールドコーストあたりの西洋の文化もなかなかいいものです。

 ということで第一弾はタイの『バンコク』を計画しています。6万人の日本人居住者がいて、そろそろ65歳70歳になるとバンコクの『ゴールドエイジ』が必要ですね。そして年に一、二回日本に来たい時は日本のゴールドエイジを使っていただいて、そして私は日本の畳の上で死にたい…なんて気持ちになれば日本のゴールドエイジがお世話しますよ。そしてバンコクと日本にゴールドエイジがあれば、日本の古家やマンションも売って老後の資金にすれば何の心配もありませんね。

 そしてまた日本の団塊の世代806万人は戦争を知らない子供達だったのですから、今までの高齢者とは全く全然違います。高学歴でグルメでファッションで海外旅行大好きで、お金は子供には残さないで自分達の幸せのために使います。(子供には十分な教育費を使いましたからね)ゴールドエイジに入居していただくと海外5ヶ国へ毎年ヘルパー付きで旅行して海外生活もできるのですから、もう最高ですよね。私も是非参加させていただきたいものです。

 バンコクではタイの9番目の財閥グループと提携の話が進んでいます。やはり『日本の介護』は世界中から注目されていますので、王室の財閥系からも話が来るのですね。なんとか2年後には実現させたいものです。