【高齢者】在宅診療報酬『75%減算』!!

 あぁもうまた、ゴールドエイジの『ナースケアホーム』の経営が危機となります。4月1日(2016年)から厚労省さんは実施すると発表されました。もの凄い点数誘導の減算ですので、今まで約4万円いただいていた医療報酬が4分の1の1万円になってしまいますね。これでは全国の全てのドクターが赤字になってしまいます。さてどうしますかね…。

 最高で1ヶ月に8人の看取りをさせていただきましたゴールドエイジの『エクセレント(三重県四日市市)』は『日経ヘルスケア』などでも2回も特集記事が出ました。エクセレントは、日本でも最新のやり方で『看取り』と『生活支援』をサ高住の中で行っていますから非常に注目されていました。しかしそれはドクターの手厚い医療があるからできるのです。医療費が4分の1に減算されてしまいますと、ドクターを手助けする看護師や医療請求事務員の人件費が出ません。そうすると入居者の医療や看護が必要な高齢者への今まで通りのサービス提供ができなくなりますね。さてどうしますかね…。

 私の主義主張(青年の主張)は『サ高住が日本を救う』ことです。私も社員さん達も目先の利益が欲しいのではありません。何故サ高住が日本を救うのか…(?)それは一言で言うと、日本中の国の施設(療養型、特養、老健)や民間の特定施設(有料老人ホーム)よりサ高住で高齢者をお世話すると一番安くできるからです。そうすれば国の税金も利用者さんの自己負担も低くなって助かりますね。

 しかししかし反対にサ高住を運営する会社側はもの凄く努力が必要です。サ高住の一人当たり介護報酬は月8万円です。その費用で看取りや認知や介護や看護をするんですね。特定は一人20万円、老健は28万円、特養は30万円、療養型は45万円も一人当たり報酬が入るのに、あまりにもひどい報酬額の差があります。私の極端な意見を言えば、日本中の国や民間の『施設』は全て無くして、『サ高住』で全て高齢者のお世話をすれば『日本中が助かる』のです。しかし報酬は平均8万円から13万円ぐらいには上げていただきたいものです。

 皆さんは2025年度の社会保障費をご存知でしょうか…(?)なんと『151兆円』です。今の税収が50兆円なのにこんなお金がどこにあるのでしょう。ですから介護の1割負担も上がりますし、在宅診療のドクターの医療費もどんどん下げられるんですね。(既存の施設の報酬もどんどん下げるべきなのに、既得権なのでしょうか下がる気配はありませんが)151兆円の中の『医療が60兆円』、『介護が21兆円』です。『残りの70兆円』は年金や生活保護や育児支援などです。2025年は団塊の世代806万人が全員75才になるのですから、この恐ろしい数字の『151兆円』は仕方のない事かもしれません。しかし、『青年の主張』といたしましては、私達『サ高住運営会社』も頑張っているのですからもう少し報酬を上げていただきましてもいいのではないかと痛感しています。

 ゴールドエイジは今年中に全国に25棟となります。この土地建物の総金額は約130億円。自社物件もありますが全て家賃保証していますから責任は重大です。130億円分の資産を使って、800人の社員さんが一生懸命働いて、一年間にたった1億円や2億円の経常利益ではやっていて馬鹿らしくなりますね。2億円の利益として、半分税金を支払って残るのは1億円です。そしてその1億円で借り入れ金などの元金支払い(金利払いは経費ですが)をしてしまいますから、お金は一円も残らないのです。

 これだけ真面目な経営レベルで頑張っていても『サ高住』の実態は厳しいのです。青年の主張も大切ですが、青年も生きていかなくてはなりません。政府のご理解と入居者様とご家族のご協力の程をお願い申し上げます。しかしさてどうしますかね…。