【高齢者住宅】去年・2018年の私の失敗『6連発』

 私の人生はそれなりに、毎年毎年激しく変化しています。それに加えて、67歳の『高齢者』になってしまいましたから、少しボケたと申しますか、少し鈍くなったといいますか、失敗して痛い目に合う回数が増えたのではないでしょうか…。

 まあ私は何十年間も、毎年毎年、大きな失敗をいくつもしています。しかし私のいい所は、同じ失敗は繰り返さないということです。私が同じ失敗を繰り返していれば、会社が30回くらい倒産していたと思いますね。お陰様で『学習能力』が少しはありましたから、同じ失敗はしなかったので好運でした。

 失敗しないで成功した人はいませんから、失敗は成功の母と言われます。しかしそうは言っても失敗とは、凄く苦しい、痛みの伴う体験ですから、もうこれからは絶対に失敗はしないぞ、と思うのです。しかし失敗してしまうんですね。色々な角度から失敗は飛んで来るので、避けられないというか、私の身体は『傷だらけの人生』になってしまいました。

 さて去年の私の失敗ですが被害総額は『5億円』でしたね。しかし3億円分は、なんとか去年中に取り返しました。

 ①この『3億円』はテキサスに乗り込んで、詐欺の証拠を手に入れて、ギリギリ解約に持ち込みましたから助かりました。奇跡的に3億円が助かりましたから、神様に感謝しています。しかしもし、テキサスに行っていなければ、詐欺が分からずに3億円を捨てていたと思うと、今さらながら背筋が冷たく、ゾッとする思いです。

 残りの2億円の失敗ですが、

 ②香港の『ファンド詐欺』に9,000万円のお金を入金して、解約料を6,000万円払わされて、残ったお金が3,000万円でした。『6,000万円』の被害です。

 ③テキサスのアパートを2億1,000万円で購入しましたが、これも悪いやつらの騙しで、本当の売価は1億5,000万円。英文の契約書の嘘に騙されて『6,000万円』の損失です。今、時給7万4,000円の世界規模の弁護士事務所と契約して、アメリカで裁判中です。まあお金は戻らなくても悪いやつらは逮捕してもらいたいものですね。

 ④フィリピンの私のマンションを売却したのですが、7,000万円で買って4,000万円で売りました。『3,000万円』の損です。どうも今になって分かったことですが、そもそも7,000万円が高すぎたようです。ちゃんと調べなかった私のミスでした。

 ⑤これは仕方のないことですが、別の正式な海外ファンドを解約して、『2,000万円』の赤字。ファンドですから上がることもあれば下がることもありますね。まあ失敗でした。

 ⑥ハワイの住宅ローンの金利は5%でした。日本の銀行が2.8%で貸してくれるというので、私は喜んで2億円の借り換え契約をしたんですね。2億円の高級住宅が2件分の4億円で、半分の2億円の住宅ローンを6年前くらいに組みました。3,000万円くらいは返済したはずで、残金が1億7,000万円だったのですが、日本の銀行の借入れ額は2億円に戻っていたのです。それは6年前のドルは85円。今のドルは105円ですから円の価値が15%程下がっています。私はドルで借りていた残債を円で借り直したので、当時の為替で1億7,000万円相当のドルは今の日本円で2億円相当になってしまいましたね。まあ為替差損が『3,000万円』だということです。失敗ですね。

 はいこれで、3億円を除いても合計『2億円の大失敗』となってしまいました。私ももう年ですから、若い時のようにガンガン働けませんね。ですからこれからは『失敗しない人生』に切りかえたいと決心しています。晩年を汚さないように、晩年で悲惨な人生にならないように注意いたします。

 しかしこんなことを考えたのは生まれて初めてなんですね。私も着実に年を重ねているようです。こうなったら仕方がないので『いいおじいさん』になっちゃいましょうかね…。私の失敗6連発でした。