【高齢者住宅】高齢者の『お金の使い方』教えます

 お金の使い方は、お金が無くても有っても難しいものです。特に私達高齢者(私は68歳です)はもう先が短いのですから、どうすればいいのでしょうか…。

 ①まずは『お金が無い高齢者』。皆さんは幸せです。何故幸せかというと『国民皆保険』『厚生年金』『国民年金』『生活保護』『介護保険制度』がこれほど充実している国は世界中にありません。そして皆さんは今働いてくれている人達の税金で安全安心に生活しているのです。

 しかし今の若い人や働き盛りの人達が高齢者になる頃には『年金崩壊』『医療保険崩壊』『介護保険崩壊』…。何もありませんね。それが分かっているから若い人達の半分以上が『国民年金』を払わないのです。だから今高齢者として生活している皆さんはお金が無くても幸せです。悪い言葉で言うと『逃げ切り世代』なのです。若い世代の分まで今使っているのですから、感謝、感謝で幸せな余生を送るしかありませんね。

 ②さて難しいのは『お金の有る高齢者』です。国民の金融資産1,800兆円と土地建物資産3,500兆円で合計5,300兆円なのですが、80%の4,240兆円は65歳以上の高齢者が所有しています。65歳の平均余命は男性は20年、女性は25年ですから、まあ長くみて30年以内にはこの4,240兆円は名義が変わりますね。毎年平均141兆円ずつ資産が移動するということです。

 それぞれのご家庭内で相続されていくのですが、日本の相続税の最高税率は55%です。ですから、この4,240兆円の半分は税金で政府に持っていかれてしまいますし、その税金を払うために残りの土地建物も売らなければなりません。残った少しのお金を兄弟3人で分けて、はい終わりですね。これでめでたく高齢者の4,240兆円は資産移動が完了してしまいます。国に入った相続税も多額の国の借金でチャラになって、国も国民もどんどん貧乏になっていくのが日本なのです。

 さて気を取り直して、お金の有る高齢者はどうすればいいのでしょうか…(?)私がそれをお教えいたします。何故教えられるのかというと、68歳の私が今全力で考えて実行しているからですね。人ごとではなく切実な自分の問題なのですから真剣です。

 ①限りなく税金支払いゼロになる方法を実行しましょう。土地建物の節税の仕方はゴールドトラスト(株)にご相談ください。難しい問題をすっきりさっぱり解決いたします。現金収入も入りますし、毎年の税金支払いも無くなりますし、相続対策や相続税の節税も簡単なのです。

 ②お金のことより大切なことは争続にならないように『遺言』を書くことです。自分は一体どうしたいのか。誰に何を残せばいいのかを何回も自分で書いて、これでいいかなと思ったら弁護士に代筆してもらいましょう。誤字脱字があると遺言書は無効ですし、法的に面倒なことは少しばかりの費用を払って弁護士に任せれば安心ですね。しかし法定相続の遺留分は請求されますから(法定相続額の2分の1は請求できる権利)、それが嫌なら『民事信託契約書』を作らせましょう。長男だけに1億円渡しても、次男や長女からは文句が言えませんね。

 ③さて現金はどうしましょうかね。基本的に使ってしまいましょう。銀行の定期預金で1億円預けて0.03%で3万円はバカバカしいですよね。まあ一番いいのが『ゴールドエイジ』の『分譲サ高住』を1,000万円で買うことです。要介護の人で家賃値引2.5万円(年間30万円)要支援自立の人で値引2万円(年間24万円)ですからもの凄くお得です。

 少しぐらいの病気があっても楽しく幸せに余生を暮らしたいものですね。