日本の高齢者は、2015年に流れが変わる。

終戦が1945年(昭和20年)で、今年が2008年ですから、終戦の年に生まれた日本人は今63才になっていますね。ゴールドエイジにご入居の高齢者の平均年齢は80才ですから、お生まれは1928年(昭和3年)と言うことになります。
100才の入居者もいらっしゃいますから、この元気なおばあちゃんは、1908年(明治41年)のお生まれですね。
まあ一言で言って、介護付高齢者住宅のゴールドエイジマンションには終戦生まれの63才から、戦中、戦前と明治生まれの平均年齢80才。最高年齢は100才の高齢者がお住まいだと言うことです。
苦しい時代を乗り越えて、世界第2位の経済大国の日本を作っていただいたのは、正にこの人達のお陰ですね。私は日本が好きですし、日本に誇りを持っていますから、この戦中、戦前生まれのご苦労された高齢者に心から感謝しています。
今では考えられない程の苦しい日本の激動期を乗り越えて、命がけで今の平和な日本を作ってきた人達ですね。
そして2015とはどう言う年でしょうか。それは1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)の800万人の戦後生まれの、戦争を知らない団塊の世代が全員65才を越える年ですね。
1949年に65才をたすと2014年になります。2015年とはこの800万人が全員「高齢者」の仲間入りの年ですね。私は1951年生まれですから2016年にめでたく高齢者ですね。あと7年すると65才になります。
そして10年後の2025年には団塊の世代は大量の「後期高齢者」の75才になります。そして2030年には、ゴールドエイジの平均年齢の80才を全員越えてしまいます。あと16年ですね。この頃は全人口の4人に1人が高齢者です。

どうしてこのお話しをするかと言うと、この戦前生まれの高齢者と戦後生まれの高齢者は、考え方も生活様式も全く違うと言うことです。そしてゴールドエイジの運営方法も全く変えないと入居者には満足していただけないことです。
今の入居者の求めているものは、長年ご苦労されて、働いて体も悪くされていますから、やはり介護と看護と医療ですね。何かあると心配なので、夜中も安心なゴールドエイジに入居されます。
それに比べ、戦後生まれのこれからの高齢者は、食べる物も、着る物も、お金の使い方も全く違います。
65才の定年で高齢者の仲間入りすることを第2の人生のスタートだと考えて、海外に長期の旅行をしたり、海外に住んでそこで介護も医療も受けて、必要な時に、年に2・3回、日本に帰ったり…。
日本と海外に2つ家をもったり。趣味やグルメやショッピングと言う、「アクティブシニア」の登場です。お金も子供達に残す気はありません。計画的に使ってしまいますね。
と言うことで私はゴールドエイジの運営をこの2015年を境に大きく2つに分けることにしました。
2015年までは介護と看護と医療に全力で取り組みます。年内にはクリニックを開業致します。ときわ街道のときわ小学校の前で540坪の土地の契約も終わりました。デイサービスや看護師のナースステーションも建設します。入居者の求める介護・医療の要求と安心を追求します。
そして2015年以後はシニア世代の「ライフプラン提案企業」に生まれ変わります。
今までの介護・看護・医療に加えて、団塊世代のアクティブシニアの要求に答えられる会社になります。私の得意な海外にもゴールドエイジを建設します。旅行やレストランや趣味のお世話をしますし、お金の増やし方、使い方のご指導もします。これも私の得意な分野ですね。

と言うことで、入居者様全員と社員全員と、私も含めていただいて、皆んなが生きがいのある楽しい「人生」になればいいなー。と計画しています。