【高齢者】研修費用10万円の『サ高住学校』

2泊3日で10万円の費用をいただいて第1回のサ高住学校が終了しました。今月も来月も開催いたします。
ある有名なコンサルタントの先生が『サ高住学校』は6ヶ月6回コースで150万円の費用にしなさい。と言われましたね。まぁ当然です。ゴールドエイジのコンサル部門は、10ヶ月間のサ高住開設指導で300万円いただいていますから、6回コースで150万円は安いと思います。

さて、今回の参加者は、大きく分けて3つです。
①この道10年以上の介護会社のプロ組。
②今利益を出している会社が、これからは介護だということでの異業種参入組。
③建設・不動産系の会社さんの新規事業組です。皆さん熱心に勉強されていました。

第1日目は午後1時から7時まで講義。7時から9時まで懇親会(飲み会)。翌日は朝早くから車で移動して、ゴールドエイジの体験見学会。聞くと見るでは大違いですね。実際にゴールドエイジの4つのタイプの違う介護の現場を見て良く分かった。と皆さんが言われました。そして午後からまた講義で、翌日3日目の昼までびっちり合計22時間のお勉強でした。そして『大変に良かった』『来て良かった』と皆さん言っていただいて、私もホット一安心です。
私も4時間講義しました。あとコンピューターの使い方とか、事業計画、利益計画の作り方、求人募集や教育評価システム、建設の平面計画や費用のお勉強まで、サ高住運営の基本知識から応用までの、大変に濃い内容の『サ高住学校』でした。

さてさて、私は何故こんな学校をするのでしょうか…?10万円の研修費が欲しいからではありませんね。『サ高住が日本を救う 』と言うのが私の考え方ですから、一件でも多くのサ高住が建設されて、運営されるのが私の希望です。そうすれば高齢者の皆さんが、安い費用で一生安心して生活していただけるからですね。
しかししかし、入居者が安く生活できて、介護も医療も生活支援も受けられると言うことは、逆にサ高住の運営会社は正しく努力して経営しないと利益ができないと言うことです。『赤字経営』にすぐになってしまいます。私も5年間それを十分に体験して、日本で一番苦しんだ本人ですから、いかにサ高住の経営が難しいかを知っています。
ですからこれからサ高住をやる人が私と同じ苦労をされないために、私は学校をやっているんですね。今年の8月までで全国で2,100ヶ所にサ高住の申請が出ていますが、この経営がいかに難しいかを知っているのは、体験した人間にしか分かりませんね。是非とも全てのサ高住が成功していただいて、一人でも多くの高齢者が安心安全な生活をしていただけることを願って私は『サ高住学校』を開校しています。

人間には欲がありますから、1割の国の補助金がもらえるとか、介護は儲かるらしいとか、今の事業で売上げが下がっているから、サ高住でもやろうと考えて参加される人もいます。しかし私は校長先生ですから、まずは第一に高齢者のため。第二に正しい事業目的と正しい使命感。第三に赤字ではなく、適正な利益。ですから、甘い考えはビシビシ指摘させていただいて、非常に厳しい『校風』となっております。
しかしお帰りになる時は皆さんが仲良くなられて、地元にもどって地域でナンバーワンの『サ高住』を建設・運営されることでしょう。ゴールドエイジとのお付き合いもずっと続きますね。一人では何もできませんから全国のたくさんの会社さんと協力して、教え合い助け合って、りっぱな『サ高住』が1件でも多くできることが私の一番の希望です。これからも校長先生(?)は頑張りたいと願っております。