【高齢者住宅】2021年『ゴールドエイジ』の使命

 今年も宜しくお願いいたします。あっという間の1年が終わりまして、今月からまた新しい1年が始まります。私のような高齢者は(今年めでたく70歳)若い人達と違って『3倍』早く歳をとります。まあ時間の流れが早いというか、持ち時間が短いというか…複雑な心境の今日この頃です。私は桜の花見が大好きなのですが、この頃は桜の花を見ないようにしています。その理由はあと何回見れるのかを考えてしまって、見るのが辛いと思ったり、淋しいと思ったり…。若い人達にはこの心境は分からないでしょうね。ということで高齢者を大切にいたしましょう。

 冗談はさておき、今年のゴールドエイジはバンバン、ブイブイ加速して成長、発展いたします。昨年は少しお休み(新規が1件も無く)状態でしたので、人材採用や社員教育や介護・看護の業務の改善に力を入れることができました。今年は4棟(231戸)の新規を行いますので、忙しい1年となります。

 そして一番大切なことはゴールドエイジの使命の実現です。そしてその使命が実現された時のビジョンは『笑顔いっぱいのゴールドエイジ』となります。私達が考える『笑顔いっぱい』とは、穏やかな日常をおくること。楽しみと喜びがあること。人とのつながりを感じられること。ここにいて良かったと思えることです。これが私達の目標です。

 そしてこの目標を実現するために必要な使命とは『一人ひとりに寄り添ったチームケアを提供する』ことです。私達が考える『寄り添った』とは、歩んできた道を大切にすること。本人とご家族の想いをつなぐこと。想いを叶える生活を描くこと。想いの実現を共に喜べることです。私達が考える『チームケア』とは、誇りを持ちお互いを大切にすること。想いに共感し幅広く協力すること。知識技術を活かし役割を果たすこと。介護・看護・医療・生活支援・ご家族の5つがチームとして連携することです。

 私達は経営の神様と言われる『ドラッカー先生』の勉強をずっとしていますので、この使命を実現することが大切なことをよく分かっています。ゴールドエイジでは売上や利益よりこの使命を実現する方がずっと大切なのです。その理由は、この使命が実現されなければ私達もゴールドエイジも存在価値がなくなってしまうからですね。存在価値がなくなれば、会社や社員さんも必要なくなってしまいます。それでは困りますので使命の実行とビジョンの実現に一生懸命に努力いたします。

 そのために今年1年間にやるべきことがたくさんあります。①富田の第1号館に続いて、津の高茶屋の第2号館の自立と介護の混合型の『ゴールドライフ』を成功させること。②日本初の住み替え買い取り分譲ゴールドエイジを多くの高齢者やご家族や地域のケアマネージャーさんに知ってもらうこと。③入居者様との定期懇談会の実施。④写真定期報告とアルバム制作。⑤年4回の全国一斉イベント開催。⑥介護技術コンテスト。⑦外国人技能実習生9名、特定技能実習生10名の受け入れ。⑧さつきちゃん(介護ソフト)の4月試行、6月本稼働。⑨全館Wi-Fi整備とタブレット入力でのペーパーレス化。⑩感染症対策と災害対策のさらなる実施。⑪⑫⑬⑭…。今年はいろいろ、たくさん行います。

 そして5年後の目標は64棟3,146戸。社員数1,540名となります。目標はともかくですが、ゴールドエイジの使命とビジョンの実現に全力で努力したいと考えています。今年も1年間、宜しくお願いいたします。