老人ホームの知識
2026.01.22介護のお役立ち情報
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老人ホームの知識
掲載日:2026.01.23
更新日:2026.01.22
【一覧表付き】介護士の平均給料はいくら?資格・職場・勤務形態などで比較

介護士が常勤で働く際の平均給料は、約33万8,000円です。
ただし、給料に影響する要因は職場や保有資格など多数あり、実際の金額は個々で異なります。
「具体的にはどのような内容が影響するのか」「給料はいくらになるのか」と気になる方も多いでしょう。
この記事では、介護士の平均給料を資格・職場などの要因別に一覧表付きで解説します。
介護士の給料が安いと言われる理由や収入アップの方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
【ケース別】介護士の平均給料

介護士の平均給料は約33万8,000円ですが、条件次第で10万円以上の差が出ることもあります。
ここでは、介護士の平均給料に影響する以下5つの要因を解説します。
- 職場別の平均給料
- 資格別の平均給料
- 勤務形態別の平均給料
- 勤続年数別の平均給料
- 性別・年齢別の平均給料
なお、この記事における「介護士」は、無資格者を含む介護職員全般の意味です。
職場別の平均給料
介護士の給料は職場によって約29万〜36万円と幅があり、介護老人福祉施設や介護老人保健施設が高い傾向にあります。
これらの職場では、24時間体制のケアに加え重度の入居者への対応が求められるため、給料が高くなると考えられます。
以下は、職場別の給料比較です。
| 職場種類 | 常勤 | 非常勤 |
| 介護老人福祉施設 | 約36万2,000円 | 約25万8,000円 |
| 介護老人保健施設 | 約35万3,000円 | 約22万6,000円 |
| 介護医療院 | 約33万円 | ー |
| 訪問介護 | 約35万円 | 約17万7,000円 |
| 通所介護 | 約29万4,000円 | 約21万9,000円 |
| 通所リハビリテーション | 約31万9,000円 | 約22万2,000円 |
| 特定施設入居者生活介護※ | 約36万1,000円 | 約23万円 |
| 小規模多機能型居宅介護 | 約30万5,000円 | 約23万6,000円 |
| 認知症対応型共同生活介護 | 約30万2,000円 | 約20万2,000円 |
上記のように、介護士の給料は職場によって大きく異なります。
給料には業務内容や夜勤の有無などが反映されるため、働く際は職場ごとの特徴を把握しておくことが重要です。
資格別の平均給料
介護福祉士の資格を取得している介護士の平均給料は、約35万円です。
さらに、社会福祉士や介護支援専門員の資格があれば相談援助やマネジメント業務を担当でき、給料が約38万〜39万円と高くなります。
保有資格と平均給料の関係は、下表のとおりです。
| 保有資格 | 平均給料 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 実労働時間数 |
| 介護福祉士 | 約35万円 | 46.3歳 | 10.4年 | 162.5時間 |
| 社会福祉士 | 約39万8,000円 | 41.1歳 | 9.3年 | 164.4時間 |
| 介護支援専門員 | 約38万8,000円 | 50.3歳 | 14.0年 | 161.9時間 |
| 実務者研修 | 約32万7,000円 | 44.0歳 | 6.9年 | 165.2時間 |
| 介護職員初任者研修 | 約32万5,000円 | 47.4歳 | 8.8年 | 164.8時間 |
| 保有資格なし | 約29万1,000円 | 39.7歳 | 5.8年 | 163.2時間 |
介護士の実労働時間数に大きな差はないものの、資格の有無によって給料は約6万〜10万円変わります。
資格手当や役職への登用が収入に反映される点は、押さえておきたいポイントです。
なお、弊社ゴールドエイジでは、働きながら資格取得が可能なサポート体制を整えています。
充実した研修制度により、介護士に必要な知識の習得やスキルアップを図れます。
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勤務形態別の平均給料
介護士の平均給料を勤務形態別にみると、常勤は約33万8,000円、非常勤は約19万6,000円です。
このように、勤務形態の違いだけで約14万円の差が生じます。
以下は、常勤・非常勤の給料に関する具体的な内訳です。
| 勤務形態 | 平均給料 | 基本給 | 手当 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 実労働時間数 |
| 常勤 | 約33万8,000円 | 約19万3,000円 | 約9万8,000円 | 45.7歳 | 9.5年 | 163.1時間 |
| 非常勤 | 約19万6,000円 | 約12万9,000円 | 約4万9,000円 | 52.7歳 | 7.9年 | 104.2時間 |
常勤の介護士は各種手当が加算されやすく、基本給との合計で非常勤を大きく上回ります。
とはいえ、非常勤は実労働時間が短く、柔軟な働き方を求める方に適しています。
介護士として働く際は、ご自身のライフスタイルに合わせ、収入と生活のバランスを考えて勤務形態を選びましょう。
勤続年数別の平均給料
介護士の平均給料は、勤続年数が長いほど上昇します。
たとえば、勤続1年と20年以上では約5万円の差があります。
勤続年数ごとの平均給料は、下表のとおりです。
| 勤続年数 | 総額 | 基本給 | 手当 | 平均年齢 | 実労働時間数 |
| 1年 | 約23万円 | 約17万7,000円 | 約5万4,000円 | 40.4歳 | 164.4時間 |
| 5年 | 約24万9,000円 | 約18万5,000円 | 約6万4,000円 | 44.1歳 | 163.0時間 |
| 10年 | 約25万1,000円 | 約19万4,000円 | 約5万7,000円 | 46.2歳 | 162.7時間 |
| 15年 | 約26万1,000円 | 約19万9,000円 | 約6万2,000円 | 48.7歳 | 164.5時間 |
| 20年以上 | 約28万2,000円 | 約22万4,000円 | 約5万8,000円 | 51.2歳 | 161.1時間 |
勤続年数に応じて基本給は緩やかに上昇しますが、手当は大きく変わりません。
介護業界では、急激な昇給よりも長く働くことで着実に収入が増える傾向にあります。
介護士として長く続けられる環境かどうかを意識して、職場を選ぶことが大切です。
性別・年齢別の平均給料
介護士の平均給料は、男性の方が女性より高い傾向にあります。
とくに40〜49歳では、男性が約37万7,000円、女性が約33万7,000円となっており、その差は約4万円です。
平均勤続年数に大きな違いがないものの、女性の給料が男性よりも安いのは、ライフステージの変化や出産後における働き方の違いが影響していると考えられます。
男性・女性における年齢別の平均給料は、下表のとおりです。
▼男性
| 年齢 | 平均給料 | 平均勤続年数 | 実労働時間数 | ||
| 29歳以下 | 約31万6,000円 | 4.3年 | 164.7時間 | ||
| 30~39歳 | 約35万6,000円 | 8.5年 | 162.9時間 | ||
| 40~49歳 | 約37万7,000円 | 10.9年 | 163.9時間 | ||
| 50~59歳 | 約36万2,000円 | 10.7年 | 163.5時間 | ||
| 60歳以上 | 約30万7,000円 | 10.7年 | 163.6時間 | ||
▼女性
| 年齢 | 平均給料 | 平均勤続年数 | 実労働時間数 | ||
| 29歳以下 | 約30万6,000円 | 4.0年 | 164.6時間 | ||
| 30~39歳 | 約32万8,000円 | 8.2年 | 162.4時間 | ||
| 40~49歳 | 約33万7,000円 | 10.2年 | 162.2時間 | ||
| 50~59歳 | 約33万8,000円 | 10.2年 | 162.9時間 | ||
| 60歳以上 | 約31万円 | 12.0年 | 162.4時間 | ||
給料のピークは男女とも40〜50代で、60歳以上では下がる傾向にあります。
ただし、60歳以上の女性は平均勤続年数が最も長く、介護士は年齢を重ねても働き続けられる職種といえるでしょう。
介護士の給料が安いと言われる理由

介護士の平均給料は約33万8,000円で、看護職員の約38万円や理学療法士の約36万円と比べると安い傾向にあります。
このような状況の背景には、事業所の報酬が介護保険制度で定められており、自由に収益を上げにくい構造があります。
以下は、介護サービスに関わる職種別の給料比較です。
| 平均給料 | 基本給 | 手当 | 平均年齢 | 実労働時間数 | |
| 介護職員 | 約33万8,000円 | 約19万3,000円 | 約9万8,000円 | 45.7歳 | 163.1時間 |
| 看護職員 | 約38万5,000円 | 約24万2,000円 | 約8万5,000円 | 51.8歳 | 158.8時間 |
| 生活相談員 支援相談員 | 約35万4,000円 | 約22万1,000円 | 約8万1,000円 | 46.5歳 | 162.5時間 |
| 理学療法士 作業療法士※ | 約36万3,000円 | 約23万4,000円 | 約7万3,000円 | 40.5歳 | 157.7時間 |
| 介護支援専門員 | 約37万5,000円 | 約22万4,000円 | 約9万6,000円 | 50.9歳 | 161.5時間 |
| 事務職員 | 約31万8,000円 | 約21万1,000円 | 約5万6,000円 | 48.4歳 | 158.7時間 |
| 調理員 | 約27万2,000円 | 約18万8,000円 | 約4万2,000円 | 48.3歳 | 160.6時間 |
| 管理栄養士 栄養士 | 約32万4,000円 | 約21万4,000円 | 約5万5,000円 | 41.4歳 | 158.8時間 |
介護士の給料は他職種と比べると基本給が安いものの、夜勤や時間外労働などの手当は高い傾向にあります。
さらに、介護支援専門員のように資格を取得すれば、より高い給料を目指すことも可能です。
このように、介護士は働き方次第で収入アップも可能な職種といえるでしょう。
介護士の給料は今後上がる?2025年以降の動き

介護士の給料は、今後上がる見込みです。
2025年11月、政府は介護従事者全般を対象に月1万円の給料引き上げを発表しました。
介護報酬改定を待たず、緊急対応として処遇改善を前倒しで実施する方針です。
また、2022年度から給料引き上げの施策が始まっており、2025年度の対応策実施状況は下表のとおりとなっています。
| 対応策 | 実施割合 |
| ベースアップ等により対応 | 59.8% |
| 定期昇給を実施することで対応 | 43.6% |
| 各種手当の新設 | 17.8% |
| 既存の各種手当を引き上げて対応 | 24.4% |
| 賞与等の支給金額の引き上げまたは新設により対応 | 33.1% |
| その他 | 2.2% |
上記のように、約6割の事業所がベースアップで対応しており、介護士の給料引き上げに向けた動きが着実に広がっています。
今の職場で介護士の給料を上げる方法

今の職場で介護士の給料を上げるには、手当を活用する方法が有効です。
具体的な方法は、以下のとおりです。
- 夜勤の回数を増やす
- 資格を取得する
- リーダー職・管理職へ昇進する
たとえば、夜勤を増やせば1回あたり数千円〜1万円程度の手当がつきます。
介護福祉士や介護支援専門員などの資格を取得したり、施設長などに昇進したりすることでも手当が加算されます。
上記は今の職場で取り組める方法ですが、一部は給料に反映されるまで時間がかかる点には注意しましょう。
未経験・経験者が取りたい介護資格の特徴や、取得難易度を知りたい方は、下記の記事もチェックしてください。
【関連記事】【介護の資格】未経験者・経験者向けの種類一覧|特徴や取得難易度も解説
確かな評価制度で介護士の給料を順調に上げていきたい方は

今の職場では給料アップが見込めない場合は、思い切って転職するのも1つの手段です。
成果が給料に反映される職場で働きたい方には、ゴールドエイジがおすすめです。
弊社ゴールドエイジの基本給は約18万〜29万円で、夜勤や資格に加えて地域手当などが加算されます。
昇給は年間1回、賞与は年2回あり、働き方や成長度合いに応じて収入を上げていけます。
また、給料の決定には明確な評価制度を設けており、職員が納得して働ける環境です。
目標が明確になるため、やりがいを持って仕事に取り組めるでしょう。
さらに、キャリアアップ支援にも力を入れています。
働きながら資格を取得できる環境が整っており、研修や行事を通じて成長できる機会も豊富です。
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まとめ:介護士の給料はさまざまな要因で変動する

介護士の給料は、職場や保有資格、勤続年数などさまざまな要因で変動します。
他職種と比べると安い傾向にありますが、手当の活用や資格取得で収入アップを目指すことは可能です。
なお、弊社ゴールドエイジでは、安定した評価制度を設けており、キャリアアップ支援も充実しています。
介護士としてやりがいを持って働きたい方は、ぜひ採用情報ページをご覧ください。
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この記事の監修

間井 さゆり
| 役職 | 内部監査室長 |
| 保有資格 | 介護支援専門員(ケアマネージャー) |
2006年入社 ゴールドエイジの創業当初から介護事業運営に幅広く携わり、介護支援専門員、館長、内部監査員などを歴任し発展を支えてきた。
現在は内部監査室長としてゴールドエイジの介護事業運営の適正化、効率化を支えている。