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掲載日:2025.09.09

更新日:2025.11.24

要介護5から回復する可能性はゼロではない?自立に向けて必要なことも解説

要介護5から回復する可能性はゼロではない?自立に向けて必要なことも解説

要介護5は食事や排泄など、ほとんどの部分で介助がなければ生活することができない状態です。
しかし、要介護5になった原因疾患などによっては、サポート次第で大きく回復するケースも少なくありません。

この記事では、要介護5から回復する割合や理由について解説します。
要介護5から回復するために必要なポイントも紹介するので、少しでも状態を改善したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

要介護5とは

要介護5とは以下のように、日常的な行動・動作のほとんどの部分で介助がなくては生活できない状態です。

  • 起きる・立つなどの基本的な動作ができなくなる
  • 食事の摂取が難しくなる
  • 排泄や入浴などに必要な多くの動作で介助が必要になる
  • 意思疎通が困難になる
  • 1日の多くの時間を寝て過ごす など

要介護5では多くの動作が自力で困難になるため、寝たきりの方も少なくありません。
認知症が進行して、簡単なコミュニケーションが難しくなる場合もあります。
介護をする方にかかる負担も大きく、自宅での生活も難しくなる状態といえます。


要介護5からの回復は可能?

要介護5から回復する可能性は、実はゼロではありません。
ここでは、以下の2つを解説します。

  1. 回復の割合
  2. 劇的に回復する方がいる理由

それぞれ詳しく見ていきましょう。


回復の割合

要介護5からの回復とは要介護4などになる、つまり介護が必要なシーンが減るということです。

厚労省の調査によると、2023年4月から2024年3月の1年間で要介護5から介護度が下がった方は、全体の11.6%となっています。
要介護5のうち9割程度は変化していませんが、1割程度の方は状態が回復しているのです。
要介護5からの回復は簡単なことではありませんが、回復の可能性は少なからずあるといえるでしょう。

また、要介護5から要介護2以下に改善した割合は、2%となっています。
要介護度は5から4のように、1段階ずつ下がるばかりではありません。
場合によっては、要介護5から劇的に改善するケースもあるのです。

引用元:厚生労働省|令和5年度 介護給付費等実態統計の概況


劇的に回復する方がいる理由

認定調査のタイミングや原因疾患によっては、要介護5から劇的に回復する可能性があります。
入院中に寝たきりになったタイミングで介護認定を受けた場合、要介護5と認定されることがあります。
その後、病状が回復して自宅復帰をする頃には、介護度が軽くなっている場合があるのです。

たとえば、脳梗塞で安静を強いられている状態で介護認定を受け、要介護5になったとします。
充実した介護や早期からの集中的なリハビリを行った結果、無事に在宅復帰ができた場合、認定時にくらべると大幅に状態が改善していても不思議ではありません。

要介護5はそれ以上介護度が悪化することはありませんが、状況によっては改善の可能性があることを知っておきましょう。
なお、入院中に介護保険を申請する流れについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】介護保険を申請すべきタイミングとは?入院中・在宅介護にわけて解説


要介護5から回復するために必要なこと

要介護5から回復するために必要なことは、以下の3つです。

  1. 本人の意欲
  2. 医療・介護体制の充実
  3. 家族や専門職の連携

それぞれの理由について、詳しく解説します。


回復に必要なこと①:本人の意欲

ご本人が高い意欲を持っていることは、要介護5から回復する大切な要因になります。
たとえば、脳梗塞や骨折により心身の状態が低下した場合、回復をするためには積極的にリハビリを行う必要があります。
ご本人が高いモチベーションでリハビリに取り組めれば、よりスムーズに改善へと向かう可能性が高まるでしょう。

また、ご本人の意欲的な姿勢は、ご家族や周囲のスタッフにもよい影響を与えます。
サポートの充実が期待できるため、状態の回復に向けた好循環が生まれるのです。


回復に必要なこと②:医療・介護体制の充実

要介護5では胃ろうや人工呼吸器が装着してあったり、寝たきりであったりする場合があるため、十分な医療・介護体制が必要になります。
心身機能が不安定な方も少なくないため、体制が不十分だと状態を悪化させることになりかねません。

医療的な管理が求められる場合は医師や看護師による対応が必要になるうえ、状態を回復させるためには適切な介護や積極的なリハビリが不可欠です。
自宅や事業所で専門的なリハビリや介護が受けられるサービス例は、以下のとおりです。

  • 訪問看護
  • 訪問介護
  • 訪問リハビリ
  • 通所介護
  • 通所リハビリ
  • 福祉用具貸与・販売
  • 介護老人保健施設 など

通所リハビリや介護老人保健施設にはリハビリスタッフのほかに医師や看護師もいるため、充実した医療体制でリハビリや介護が受けられるサービスです。
生活環境の整備による動作補助や介護負担の軽減という観点では、福祉用具貸与・販売の利用も欠かせません。

医療・介護体制の整ったサービスを利用して、状態にあった対応をしてもらうことが状態回復に向けて重要になります。
なお、要介護5の具体的なケアプラン例が知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

【関連記事】要介護5のケース別ケアプラン例|状態像や受けられるサービス一覧も紹介


回復に必要なこと③:家族や専門職の連携

要介護5から回復するためには、家族や専門職が連携して、ご本人の回復したいという意欲をサポートする必要があります。
サポートしてくれる専門職と主な支援内容は、下表のとおりです。

職種支援内容
医師医療的なケアが必要な方に対して治療や処置をする
看護師医療的なケアが必要な方に対して診療補助や日常生活の世話をする
理学療法士立つ、歩くなど基本的な動作に対してリハビリをする
作業療法士着替えや入浴など応用的な動作に対してリハビリをする
言語聴覚士会話や飲み込みなど口腔内の機能に関するリハビリをする
介護福祉士日常生活で介助が必要な部分の世話をする
介護支援専門員必要な介護サービスを受けられるようプランニングして、事業所と連絡調整をする
管理栄養士栄養指導や栄養管理をする

ご本人の努力やご家族のサポートだけでは不足している部分は、専門職がそれぞれの強みを生かして、状態回復に向けたアプローチをします。

家族のサポートは不可欠ですが、無理をしすぎると共倒れになりかねません。
専門職と十分な連携を行っても在宅介護が難しいと感じている方は、以下の記事も参考にしてください。

【関連記事】要介護5の在宅介護で「もう無理」を感じたら|入所施設の選択肢も解説


要介護5から少しでも回復したい方はゴールドエイジへ

要介護5でも諦めずに、専門的なサポートを受ければQOL向上につながります。
弊社ゴールドエイジでは、介護サービスだけではなく医療やリハビリの充実した施設があります。
弊社の9割が介護型の施設なので、重度の介護が必要な方でも充実したケアの提供が可能です。

また、施設によってはおよそ10〜25%が認知症の方です。
他利用者と共同生活が送れる状態であれば、認知症の方もご入居できます。

さらに、「ナースケアホーム」という24時間看護師常駐のサ高中では、医療管理が必要な方でも入居できます。
ほかの施設でも必要に応じて、提携する診療所の医師による往診や訪問看護などの医療的な支援が可能です。
理学療法士9名、作業療法士4名を配置しており、回復に必要なリハビリも提供しています。

要介護5でも充実したケアを受けて回復を目指したい方は、施設一覧ページをぜひ一度ご確認ください。

東北エリアの施設(タップで開く)
関東甲信越エリアの施設(タップで開く)
東海エリアの施設(タップで開く)


まとめ:要介護5からの回復は少ないものの不可能ではない

要介護5は寝たきりの場合もあり、状態の回復は簡単ではありません。
しかし、ご本人の意欲やご家族・専門職のサポートがあれば、回復の可能性があります。

なお、弊社ゴールドエイジでは要介護5でも充実した介護・医療で、専門職による回復に向けたサポートが可能です。
入居相談やご見学も随時受付中なので、以下の一覧ページからお近くの施設をチェックしてみてください。

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この記事の監修

間井 さゆり

役職内部監査室長
保有資格介護支援専門員(ケアマネージャー)

2006年入社 ゴールドエイジの創業当初から介護事業運営に幅広く携わり、介護支援専門員、館長、内部監査員などを歴任し発展を支えてきた。
現在は内部監査室長としてゴールドエイジの介護事業運営の適正化、効率化を支えている。

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