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2026.01.15介護のお役立ち情報
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介護の知識
掲載日:2026.01.13
更新日:2026.01.19
「仕事が楽」と感じやすいサ高住の特徴|自分のためになる職場の選び方も

サ高住はバリアフリーの施設に、比較的介護度が低い高齢者が入居する施設です。
身体的な介護を必要とする方が少ないため、仕事が楽と感じる印象を与えるかもしれません。
しかし、サ高住について詳しく知らない方からすると、「本当に仕事が楽なのかわからない」と不安に思うケースも多いでしょう。
この記事では、仕事が楽と感じやすいサ高住の特徴について解説します。
仕事が楽でも自分のためにならないケースや、実際に働くスタッフのインタビューもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
【基礎知識】サ高住の仕事内容とは

サ高住は高齢者が安全に住むために必要なバリアフリー設備に、見守りサービスがついた住宅です。
仕事内容としては、安否確認や生活相談の見守りサービスが基本です。
サ高住の中でも介護型は、施設内で介護保険サービスを提供します。
その場合、入浴や排泄などの身体介護も仕事内容の1つです。
施設によっては有料サービスとして、きめ細やかな生活支援を行う場合もあります。
生活支援の具体例は、以下のとおりです。
- 緊急時の対応
- 事故・転倒の対応
- 小遣いの管理
- 往診の立ち会い
- イベントの企画運営
- 共用部分の清掃 など
サ高住は施設によって提供するサービス内容がさまざまであり、具体的な仕事内容は働く職場によって異なる点を知っておきましょう。
「仕事が楽」と感じやすいサ高住の特徴

「仕事が楽」と感じやすいサ高住の特徴は、以下の3つです。
- 身体介護が少ない
- 人員配置に余裕がある
- 看護師が常駐している
それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
特徴①:身体介護が少ない
サ高住は比較的自立度の高い方が入居するため、身体介護が少ない場合が多い傾向にあります。
また、安否確認や生活相談の見守りサービスが中心なので、介護サービスを提供する施設は多くありません。
実際、サ高住で排泄や入浴などの介護サービスが提供されている割合は49.9%と、半数程度となっています。
要介護3以上の方が主に入居している特別養護老人ホームや積極的なリハビリが必要な介護老人保健施設などと比べても、身体介護が少なくなりやすいのが特徴です。
排泄や入浴などの身体介護では、前かがみになったり腰をひねったりする動作が多く、体に負担がかかります。
身体介護が少なくなると無理な動作が減り腰痛発生の危険も少なくなるため、仕事が楽と感じやすくなります。
サ高住によっては身体介護を提供する施設もありますが、仕事の中心が見守りサービスであれば「身体的に楽」と感じやすいといえるでしょう。
引用元:一般社団法人高齢者住宅協会|サービス付き高齢者住宅の現場と分析
特徴②:人員配置に余裕がある
人員配置が充実しているサ高住は1人にかかる業務負担が少なくなるため、仕事が楽に感じやすくなります。
とくに、スタッフ間で連携や相談がしやすい職場であれば、サ高住の仕事が初めての方も安心して働けるでしょう。
たとえば、スタッフの体調不良などで欠員がでた場合でも、人員配置に余裕があればお互いでフォローしやすく、人員不足による業務負担の軽減が可能です。
業務の不安や困り事も相談しやすく、精神的にも安心して働けます。
また、人員配置に余裕があると夜勤や宿直の担当回数が減るため、楽に働ける可能性が高まります。
心身の負担が軽い職場で働きたければ、人員が充実しているサ高住を探すのも1つの方法です。
特徴③:看護師が常駐している
看護師が常駐しているサ高住では、医療面での不安が軽減されるため安心して働けます。
たとえば、利用者が急変した場合でも、看護師が常駐していれば医学的に必要な対応を任せられます。
利用者の日々の健康管理も看護師と一緒に実施できるため、安心です。
また、業務を多職種で連携ができる点は看護師が常駐しているメリットです。
利用者のアセスメントや日々のケアに関する疑問をさまざまな職種と協力して解決すれば、サービスの質向上はもちろん、業務の負担軽減につながります。
医療面での疑問をサポートしてもらえるため、介護職にとって不安の解消につながるでしょう。
仕事が楽なサ高住が自分のためにならないケース

仕事が楽なサ高住で働く場合はメリットばかりではなく、以下2つのように自分のためにならないケースもあります。
- 将来に向けてスキルアップしたい場合
- 運営方針とご自身の介護観が合わない場合
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ケース①:将来に向けてスキルアップしたい場合
元気で自立度の高い方が多いサ高住では、せっかく身につけた介護スキルを生かせる場面が多くありません。
見守りサービスが仕事の中心である場合は、身体介護や認知症対応など専門職としてのスキルを使う場面は少なくなります。
そのため、将来を考えてスキルアップしたいと思ってもチャンスが少なくやりがいを感じにくくなる可能性があるため注意が必要です。
ただし、サ高住の中でも介護型で働くと身体介護も必要になるため、スキルアップのチャンスがあります。
認知症の方を受け入れる施設もあるため、さまざまな経験を積めます。
サ高住で将来に向けたスキルアップがしたい場合は、事前にどのようなサービスを提供しているか確認して就職を検討するようにしましょう。
なお、弊社ゴールドエイジでは、職員の「やりたい」気持ちを大切にして資格取得など全力で成長できるようサポートをしています。
成長をしながらやりがいを持って働きたい方は、採用情報ページをぜひ一度ご覧ください。
ケース②:運営方針とご自身の介護観が合わない場合
仕事が楽だと思って就職しても、施設の運営方針とご自身の介護観があわない場合はストレスが大きくなってしまいます。
そのため、就職前にご自身の介護観を振り返り、就職先の運営方針とマッチするか確認するようにしましょう。
サ高住はサービスの自由度が高く、施設によって提供している内容が大きく異なります。
運営方針もさまざまであり、一概にサ高住に就職するといっても、イメージどおりではない場合も少なくありません。
たとえば、身体介護がないと思っていても、介護サービスを充実させているサ高住では、身体介護が主な業になる場合もあります。
事前に運営方針を確認して、やりがいの感じられる職場を選択できるようにしましょう。
【社員インタビュー】サ高住の仕事は「楽」より「楽しい」

介護職員として働く川口さんのインタビューを紹介します。
川口さんの主な仕事内容は、以下のとおりです。
| 勤務内容 | 介護職員 |
| 主な仕事 | ・入浴介助 ・排泄介護 ・居室の清掃 ・生活相談 など |
| 職場の雰囲気 | ・明るく楽しい職場だと感じる ・団結力があり欠勤があってもお互い協力しあえる |
「ご入居者さまに笑顔で過ごしていただけることが、本当に嬉しいです」「毎日食堂でご入居者さまの笑顔を見れて、ほっこりします」とのことです。
明るく楽しい職場の雰囲気はもちろん、ご入居者さまの笑顔を見ることが嬉しさや楽しさにつながっています。
サ高中での仕事は仕事は、「楽さ」だけではなく「楽しさ」があってこそやりがいにつながるといえるでしょう。
具体的な仕事内容や職場の雰囲気を知りたい方は、社員インタビューページもあわせてチェックしてみてください。
また、サ高住における業務の様子は、以下のInstagram投稿でもご覧いただけます。
まとめ:サ高住の仕事が楽かどうかは理想とする働き方による

サ高住は施設によって仕事が楽と感じる場合があります。
しかし、楽かどうかを決めるのは、理想とする働き方によります。
一見楽な職場でも、理想とする働き方ができなければ心身ともにかかる負担は少なくありません。
「楽な職場」を探すより、理想的な働き方ができる「楽しい職場」を見つければ、やりがいを持って長く働けることにつながります。
なお、弊社ゴールドエイジは、楽しく明るい雰囲気で、いつでも気軽に相談できるチームワークが充実した職場です。
「楽しい職場でやりがいを持って働きたい」と考えている方は、採用情報ページをぜひご覧ください。
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この記事の監修

間井 さゆり
| 役職 | 内部監査室長 |
| 保有資格 | 介護支援専門員(ケアマネージャー) |
2006年入社 ゴールドエイジの創業当初から介護事業運営に幅広く携わり、介護支援専門員、館長、内部監査員などを歴任し発展を支えてきた。
現在は内部監査室長としてゴールドエイジの介護事業運営の適正化、効率化を支えている。