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掲載日:2025.04.11

更新日:2025.11.24

訪問介護の仕事内容とは?サービス・職種別に解説!向いている人や将来性も

訪問介護の仕事内容とは?サービス・職種別に解説!向いている人や将来性も

高齢者は、加齢に伴う身体機能の低下により、ご自身だけで安全を確保することが困難です。
訪問介護はこのような高齢者に寄り添い、それぞれの状態に適したケアを提供することで、在宅生活の維持をサポートします。
しかし、介護の仕事に興味があっても、「訪問介護はどのような仕事をするのか、施設にくらべるとイメージしにくい」「自分でもできるのか」など疑問や不安を抱える方も多いでしょう。

この記事では、訪問介護の仕事内容をサービス・職種別に解説します。
訪問介護に向いている人や将来性についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【サービス内容別】訪問介護員の仕事内容とは

訪問介護員は、要介護認定を受けた高齢者などの自宅を訪問し、生活に必要な支援を行います。
具体的な仕事内容は、以下の3つに分けられます。

  1. 身体介護
  2. 生活援助
  3. 通院等乗降介助

なお、訪問介護員になるための資格要件や給料事情を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

【関連記事】訪問介護員(ホームヘルパー)とは?仕事内容・資格要件・給料事情まで解説


仕事内容①:身体介護

身体介護の具体的な仕事内容と実施割合は、下表のとおりです。

仕事内容実施率
入浴介助や身体清拭80.6%
排泄介助73.1%
移動や移乗の介助68.7%
高齢者の状態報告※67.2%
食事介助64.2%
服薬介助52.2%
※ご家族への連絡や担当者への引き継ぎなど

加齢に伴い身体機能が低下すると、日常生活動作に支障をきたすことも少なくありません。
そのため、身体介護では、日常生活に密接に関わる介助の実施率が高くなっています。

たとえば、歯磨き介助やおむつ交換など、個々の状態に合わせて介護を実施します。
服薬介助やご家族への連絡といった高齢者の生活全般を支える業務も、訪問介護員の重要な役割といえるでしょう。

引用元:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag 訪問介護/ホームヘルパー


仕事内容②:生活援助

訪問介護員が行う生活援助の具体的な仕事内容と実施割合は、下表のとおりです。

仕事内容実施率
洗濯や掃除79.1%
家庭用品の調達や買い物71.6%
利用者の状態報告※67.2%
調理65.7%
※ご家族への連絡や担当者への引き継ぎなど

加齢によって困難になりやすい、洗濯や掃除といった家事の実施率が高い傾向にあります。
たとえば、シーツ交換やゴミ出しといった日常生活の細かいサポートも必要です。
訪問介護員による生活援助は、住み慣れた自宅で自分らしく生活するために大切な役割を果たしています。

引用元:厚生労働省|職業情報提供サイトjobtag 訪問介護/ホームヘルパー


仕事内容③:通院等乗降介助

訪問介護員が行う通院等乗降介助とは、以下のような仕事内容です。

  • 通院における車の乗車・降車介助
  • 車に乗車・降車する前の屋内外における移動の介助
  • 通院先での受診手続き介助
  • 通院や外出における移動の介助 など

介護を必要とする高齢者は、病院やデイサービスなど移動する機会が多くなります。
外出する際は普段と違う環境のため、転倒などによる事故の危険性が高まります。
そのため、移動時の安全確保も、訪問介護員が携わる重要な仕事内容の1つとなっているのです。


訪問介護員ができない仕事内容

訪問介護員は介護保険制度に基づき、高齢者の自立支援を目的としてサービスを提供します。
そのため、以下のような仕事はできません。

  • 医療行為
  • ケアプランにないサービス
  • 日常生活の範囲を超えるサービス
  • 趣味・嗜好に関するサービス
  • 生業を援助するサービス
  • ご本人が不在時のサービス
  • ご本人以外へのサービス

訪問介護員ができない仕事内容として、とくに留意すべきなのが医療行為です。
体温測定や軽い切り傷などの処置は可能ですが、痰の吸引は一定の研修や訓練を受けた介護福祉士や介護職員のみが行えます。
また、市販薬の使用も医療行為にあたるため、注意が必要です。

医療行為以外にも、理美容院への付き添いや庭の草むしりなどのサービスは、訪問介護員ができない仕事内容です。
訪問を重ねて関係が深まると、本来の仕事以外を頼まれる可能性もあります。
訪問介護の仕事をする際はサービス内容の範囲を理解し、適切に対応することが大切です。

引用元:神戸市介護サービス協会|訪問介護でできること・できないこと


【ヘルパー以外も】訪問介護における職種別の仕事内容

訪問介護ではさまざまなサービスが求められ、ヘルパー以外にも数多くの職種が関与しています。
具体的な職種は、以下の3つです。

  1. 管理者
  2. サービス提供責任者(サ責)
  3. 事務員

それぞれの仕事内容について、詳しく見ていきましょう。


仕事内容①:管理者

管理者はの主な仕事内容や資格要件は、下表のとおりです。

仕事内容・多職種との連携
・スタッフの能力向上や健康管理
・働きやすい職場の整備 など
資格要件主任介護支援専門員

管理者に必要な主任介護支援専門員の資格は、質の高いケアマネジメントの実践と、介護人材の育成を担うために設けられています。
主任介護支援専門員になる際は、介護支援専門員として5年以上従事し、必要な研修を修了することが必要です。

管理者が持つ高い専門性により、高齢者が自宅での生活を維持するためのケアプラン立案や、多職種とのスムーズな連携が可能となります。
訪問介護員を目指す方にとって、管理者は最終的なキャリアアップ先の1つとなるでしょう。


仕事内容②:サービス提供責任者(サ責)

訪問介護事業所で配置が義務付けられているサービス提供責任者(サ責)の主な仕事内容や資格要件は、下表のとおりです。

仕事内容・利用申し込みの調整
・訪問介護員に対する研修や技術指導
・介護業務の事務処理 など
資格要件以下のいずれかを満たすこと
・介護福祉士
・実務者研修課程の修了
・介護職員初任者研修課程の修了

サービス提供責任者は、訪問介護員のキャリアアップとして最初のステップになる資格です。
この役割を通じて、介護サービスの調整やスタッフ指導などの能力が磨けます。

サービス提供責任者として経験を積むことで、将来的に事業所の管理者として従事するための判断力や調整力も身に付けられるでしょう。

引用元:厚生労働省|職業情報提供サイトjobtag訪問介護のサービス提供責任者


仕事内容③:事務員

訪問介護を行う事業所には連絡体制を確保するため、事務員の配置が必要なケースもあります。
事務員の主な仕事内容や資格要件は、下表のとおりです。

仕事内容・介護給付明細書の作成
・介護給付費請求
・受付や電話対応 など
資格要件※・介護事務管理士
・ケアクラーク
・介護保険事務管理士 など
※事業所によって相違あり

業務の中でも、介護保険請求に関する内容は、事業所の運営に関わる重要な仕事です。
資格がなくても働けるケースはありますが、保有していればスムーズに業務がこなせます。

このように、事務員は重要な役割を果たします。
しかし、訪問介護事業所は小規模な場合も多く採用が困難なことも少なくありません。
また、介護業界全体で人材不足が進んでおり、求人が集まらないケースもあります。

たとえば、管理者などが兼務することも可能ですが、人材不足であれば外部の事務代行などへ委託するのも1つの方法です。
働き手の不足による2025年問題が介護業界にもたらす影響を知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。

【関連記事】【2025年問題】介護職不足はますます悪化?今からできる対策も解説


訪問介護の仕事内容はどんな人が向いている?

訪問介護は施設よりもさらに、密なコミュニケーションで個々に寄り添って介護サービスを提供します。
そのため、以下のような方に訪問介護の仕事は向いています。

  • 責任感がある
  • 観察力や判断力がある
  • 体力がある
  • 相手の立場に立って物事を考えられる
  • コミュニケーション能力がある
  • 学習意欲が高い
  • 生活支援のスキルがある

上記は高齢者の自立を支援し、多様な状況で臨機応変な対応をするために大切な要素です。
人と関わりケアする仕事にやりがいを感じられる方は、資格を取得して訪問介護の仕事に挑戦してみましょう。
訪問介護に必要な資格について詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】訪問介護員(ホームヘルパー)になれる資格一覧!取得にかかる時間や費用も


需要急増中?訪問介護の将来性

訪問介護は、以下の理由により需要が急増しています。

  • 高齢者や自宅で最期を迎えたい方の増加
  • 核家族化や単身世帯の増加による介護力の低下
  • 医療の地域移行推進

実際、2020年から2040年にかけて、75歳以上における在宅医療の需要は43%増加すると見込まれています。
高齢者の増加に伴い、医療機関の受け入れが困難となっているためです。

また、2022年の厚生労働省による調査では、人生の最期を迎えたい場所として「自宅」が最も多い結果となりました。
病院から在宅への移行が進む一方で、家族による介護力は低下しています。
このような状況を踏まえると訪問介護の将来性は高く、今後ますます求められる仕事となるでしょう。

引用元:


働きやすい訪問介護を探している方はゴールドエイジへ

訪問介護は高齢者の自立した生活を支援し、社会貢献度の高い、やりがいのある仕事です。
しかし、心身の負担は大きく、継続して働くにはご自身に合った職場環境の選択が大切になります。
働きやすい訪問介護の職場を探している方は、ゴールドエイジがおすすめです。

ゴールドエイジのようなサービス付き高齢者向け住宅に訪問介護事業所が併設されている場合は、入居者様のお部屋1つひとつが自宅という扱いです。
訪問介護スタッフは各お部屋を訪問しサービスを提供するため、移動時間を削減できて効率的に業務が行えます。

また、弊社ゴールドエイジでは、職員のキャリアアップを支援するため働きながら資格を取得することが可能です。
実際、入社後に介護職員初任者研修を修了した方は、10%に上ります。

悩んだときには相談できる環境を整え、長く働いていける職場作りに努めています。
今後需要が高まる訪問介護の分野でキャリアを築きたい方は、ぜひ採用情報ページをご覧ください。


まとめ:訪問介護の仕事内容は多岐にわたる

訪問介護を必要としている方は求める支援がそれぞれ異なるため、仕事内容は多岐にわたります。
適切な支援を提供することで、高齢者の生活に関する質を向上させるだけではなく、働く側も大きなやりがいを感じられるでしょう。

なお、弊社ゴールドエイジでは、訪問介護の仕事を長く続けられるよう、チームケアを重視して働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
職員1人ひとりの成長を大切にしているので、ご自身に合う職場でやりがいを見つけたい方は、一度採用情報ページをご覧ください。

【関連記事】【家族だからこそ】在宅介護で大変なことランキング|負担の軽減方法も解説
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この記事の監修

間井 さゆり

役職内部監査室長
保有資格介護支援専門員(ケアマネージャー)

2006年入社 ゴールドエイジの創業当初から介護事業運営に幅広く携わり、介護支援専門員、館長、内部監査員などを歴任し発展を支えてきた。
現在は内部監査室長としてゴールドエイジの介護事業運営の適正化、効率化を支えている。

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