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掲載日:2025.08.19

更新日:2025.11.24

【みんなも?】要介護3の在宅介護で「もう無理」と感じる理由と対処法

【みんなも?】要介護3の在宅介護で「もう無理」と感じる理由と対処法

要介護3になると、身体機能の低下や認知症の進行がみられ、介助が必要な範囲と時間は大幅に増加します。
それに伴いご家族の負担も一気に増大するため、在宅介護は「もう無理」と感じる方も多いでしょう。
しかし、適切な対処法を知っていれば、在宅介護を続けることは可能です。

この記事では、要介護3の在宅介護で「もう無理」と感じる理由と具体的な対処法を解説します。
在宅介護の継続が難しい場合にチェックしたい施設も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

要介護3の在宅介護で「もう無理」と感じやすい要因

要介護3でご家族が「在宅介護はもう無理」と感じるのは、心身の負担増加が要因です。
実際、2022年厚生労働省の調査によると、要介護3では53.8%の人が、半日以上も介護している状況となっています。
これほど負担が重くなるのは、要介護3の方が以下の状態になるためです。

  • 下肢の筋力が弱くなり自力で立ち上がるのが困難
  • 細かい動作が難しく、更衣や食事などさまざまなシーンで介助が必要
  • 認知機能の低下が進み、ときには妄想や徘徊が出現 など

上記のような状態では、転倒といった事故のリスクも高まり、介護者はなかなか目が離せません。
2022年に豊田市が実施した調査では、要介護3の場合、日中おおむねそばにいる状況の人が67.4%にも上っています。

長時間の介護生活が続けば、ご家族は身体的・精神的負担が増大し、限界を感じてしまうでしょう。
このような状況を避けるためには、「無理」と感じる前に適切な対処をしていくことが大切です。

引用元:


要介護3の在宅介護を無理なく続けるコツ

要介護3の在宅介護を無理なく続けるコツは、ご家族の負担を軽減しながら、ご本人の自立支援も図ることです。
具体的には、以下の方法が有効となります。

  • 通所・訪問系の介護サービスを利用する
  • 介護しやすい生活環境にするため、住宅改修を行う
  • 主治医やケアマネジャーに相談する など

要介護3の在宅介護では、とくに通所・訪問系サービスの活用が重要です。
訪問系サービスは自宅で専門的な介護が受けられ、ご家族の負担を直接軽減できます。
また、通所系サービスでは外出による刺激で心身機能の維持・向上が期待できるうえに、在宅介護を続けるご家族の休息時間が確保できます。

ただし、要介護3に適したサービスの選択には専門知識が必要なため、ケアマネジャーとの連携が欠かせません。
サービスの相談だけでなく、日々の在宅介護に関する悩みも共有できれば、ご家族の精神的な負担軽減につながるでしょう。


【みんなは?】要介護3の在宅介護で施設の利用を検討し始めた理由

要介護3の在宅介護では、施設の利用を検討し始める方も少なくありません。
要介護3における施設利用の主な理由は、下表のとおりです。

理由割合
認知症等による問題行動が多くなった44.8%
排泄の介護が難しくなった43.4%
夜間の介護負担が大きくなった43.4%
複雑な医療の処置が必要になった37.1%
室内の移動に関する介護が難しくなった30.8%
食事介助が難しくなった22.4%

認知症の問題行動や、夜間・排泄の介護負担が上位を占めていることがわかります。
要介護3では夜間もケアが必要となり、介護サービスのない時間帯はご家族が24時間対応します。
上記に加えて認知症による問題行動が重なると、「在宅介護が無理」と感じるのは自然なことです。

介護する側・される側の両方が共倒れになる前に、施設利用の検討が重要です。
なお、在宅介護が無理だと感じたときにチェックしたい具体的な施設については、次項を参考にしてください。

引用元:豊田市|令和4年度豊田市高齢者実態調査報告書


要介護3で「在宅介護はもう無理」と感じたらチェックしたい施設

要介護3では、施設入所を検討するご家族が多くなっています。
たとえば、愛知県豊田市の調査では、入所・入居を検討または申し込んでいる方の割合が34.8%と、全要介護度の中で最多でした。
要介護3の場合、チェックしたい施設は以下の3つです。

  1. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
  2. 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
  3. 認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)

なお、経済的な負担を軽減するために、要介護3で利用できる詳しい制度を知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

【関連記事】要介護3でもらえるお金はある?状態像や利用できるサービス一覧も紹介

引用元:豊田市|令和4年度豊田市高齢者実態調査報告書


施設①:サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、60歳以上を対象としたバリアフリー仕様の賃貸住宅で、一般型と介護型があります。
要介護3の場合は、手厚いサポートの受けられる介護型がおすすめです。
介護型のサービス内容と費用は、下表のとおりです。

サービス内容 ・見守りや相談
・食事の提供
・排泄や入浴介助 など
月額費用の相場※ 11万円
※月額費用(家賃・共益費・必須サービス費)の全国平均

上記の月額費用に加えて、入居時にかかる敷金や介護サービス代などがあり、自己負担額は変動します。
また、具体的なサービス内容は施設ごとに異なるため、事前の確認が重要です。
サ高住の具体的な入居条件や費用を知りたい方は、下記の記事をチェックしましょう。

【関連記事】サ高住とは?費用・入居条件・サービス内容・問題点など基礎知識を解説

引用元:国土交通省|サービス付き高齢者向け住宅についてー高齢者の住まいについてー


施設②:介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)

特別養護老人ホームは、要介護3以上の方が長期にわたり介護を受けながら生活できる公的施設です。
具体的なサービス内容と費用は、下表のとおりです。

サービス内容 ・入浴や排泄の介助
・日常生活のサポート
・機能訓練 など
月額費用の相場 10万円〜15万円

比較的安い費用で24時間介護を受けられるうえ、看取りまで対応している施設も多く、安心して過ごせます。
ただし、施設利用の第一選択肢として人気が高く、入居まで時間を要するケースが少なくありません。

また、費用が所得状況や部屋タイプによって変動する点には注意が必要です。
要介護3で在宅介護が無理と感じている場合、入居時期を考慮した施設の選択が重要です。


施設③:認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)

認知症グループホームは、認知症の方が少人数で共同生活を送りながら介護を受けられる施設です。
専門的な支援に加えて自立の促進も図れるため、要介護3の方にとって有効な選択肢となります。
具体的なサービス内容と費用の相場は、下表のとおりです。

サービス内容 ・食事や入浴の介助
・日常生活のサポート
・生活相談 など
月額費用の相場 7万円~20万円

施設や介護度によって金額が異なり、初期費用が必要な場合もあります。
また、受け入れ人数が少なく入居までに時間がかかるケースもあるため、早めの情報収集と申し込みが大切です。
なお、有料老人ホームとグループホームの違いやおすすめの人について知りたい方は、下記の記事をチェックしてください。

【関連記事】【一覧表】有料老人ホームとグループホームの違い|メリット・デメリットも


「要介護3で在宅介護は無理かも」と感じているご家族の方は

要介護3では介護の必要度が高くなり、ご家族の負担が大幅に増加するため、在宅から施設へと移行する分岐点の1つとなっています。
しかし、「在宅介護は無理」と感じたときに要介護3に適した施設を見つけるのは、簡単ではありません。

上記のような悩みを抱えている方には、弊社ゴールドエイジがおすすめです。
全館の9割以上が介護型のサ高住となっており、要介護3の方も安心して生活できます。

認知症が進行している場合でも、他の入居者様との共同生活や職員のサービス提供に支障がない状態であれば、入居可能です。
実際、館によっては認知症の方が全体の10〜25%となっており、専門的なケアを受けながら生活しています。
要介護3で在宅介護に限界を感じている方は、施設一覧ページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。

東北エリアの施設(タップで開く)
関東甲信越エリアの施設(タップで開く)
東海エリアの施設(タップで開く)


まとめ:要介護3の在宅介護はご家族が無理をしないのが肝心

要介護3の在宅介護では日々の負担が増していくため、ご家族は無理をせず、適切に対応することが肝心です。
施設利用も含めた選択肢を検討し、ご本人とご家族の双方が安心できる環境を整えましょう。

なお、弊社ゴールドエイジでは、要介護3の方が安心して生活できる施設を多数運営しております。
専門的なケアを受けながら穏やかに過ごしたい方は、ぜひ施設一覧ページをご覧ください。

東北エリアの施設(タップで開く)
関東甲信越エリアの施設(タップで開く)
東海エリアの施設(タップで開く)

【関連記事】認知症の家族を介護するのがつらいときの原因と対処法|相談先も解説
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この記事の監修

間井 さゆり

役職内部監査室長
保有資格介護支援専門員(ケアマネージャー)

2006年入社 ゴールドエイジの創業当初から介護事業運営に幅広く携わり、介護支援専門員、館長、内部監査員などを歴任し発展を支えてきた。
現在は内部監査室長としてゴールドエイジの介護事業運営の適正化、効率化を支えている。

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