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老人ホームの知識

掲載日:2024.11.07

更新日:2025.11.24

【入居希望者向け】サ高住の問題点とは?メリットや快適に過ごすコツも解説

【入居希望者向け】サ高住の問題点とは?メリットや快適に過ごすコツも解説

サ高住(サービス付き高齢者住宅)は、バリアフリー完備で生活支援サービスが受けられるため、高齢者の住まいとして年々増加しています。
そのため、施設への入所を検討している方やご家族にとって、どのような場所か気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、サ高住の問題点やメリットについて解説します。
問題点を解決して快適に過ごすコツも紹介するので、安心して暮らせる施設を見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。

サ高住が抱える5つの問題点

サ高住が抱える問題点は、以下の5つです。

  1. 共同設備が多いと生活の自由度が下がる
  2. 過剰なサービス提供で報酬を得るサ高住もある
  3. 介護度が高くなると退去せざるを得なくなる
  4. これまで受けてきた介護サービスが利用できなくなる
  5. 運営会社の経営リスクが懸念される

問題点を把握して、入居前に対策を立てましょう。
なお、サ高住の特徴やサービス内容について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

【関連記事】サ高住とはどんな施設?5つの観点からわかりやすく解説!近年の入居状況も


問題点①:共同設備が多いと生活の自由度が下がる

運営会社によっては、共同で使う設備が多いと使用する時間や頻度に制約が生じてしまい、生活の自由度が下がります。
従来のサ高住は時間的な制約が少なく、比較的自由度の高い点が魅力です。

しかし、居室にトイレや浴室がないサ高住では、共同設備を順番に使用する必要があります。
サ高住によっては、浴室の利用時間や利用日が制限されている場合も多いでしょう。

自由度が高いと思って入居しても、共同設備が多いと想像していた生活と異なる可能性があります。
共同設備の有無や利用方法も、事前に把握するようにしましょう。


問題点②:過剰なサービス提供で報酬を得るサ高住もある

サービスが不足するサ高住がある一方で、入居するサ高住と運営する法人が同じ場合、サービスを過剰に提供し、報酬を得ようとする施設があります。
そういった事例はごく一部ではあるもの、サービスが過剰に提供されると、介護サービスの費用を全額自己負担で支払うリスクが発生します。
介護保険から支給される金額には要介護度ごとの限度額が定められており、超過分は全額自己負担になります。

また、ケアマネージャーが常駐している介護型サ高住は、自社の利益誘導のために不要な介護サービスもケアプランに入れる傾向にあると問題視されています。
例えば、以下のような形で介護保険の支給限度額の90%以上を使うケアプランを組まれるケースです。

  • デイサービスの利用を週2回程度で良い方を週3回にする
  • 訪問介護で必要のない生活援助サービスを入れる

不要なサービスが組み込まれていないか不安がある場合は、ケアマネージャーなどへ相談しましょう。
なお、弊社ゴールドエイジの介護保険利用者の平均的な支給限度額利用率は、70~75%となっています。


問題点③:介護度が高くなると退去せざるを得なくなる

サ高住と認知症の問題でいえば認知症の症状が重くなり、他の入居者や職員との共同生活に支障が出るほどになってくると退去せざるを得なくなる点も挙げられます。

弊社ゴールドエイジではその問題点の解決策として、「ナースケアホーム」という24時間看護師常駐の医療対応可能サ高住を置き、医療対応が必要になった他の館の入居者が転居できるような方法を採っています。


問題点④:これまで受けてきた介護サービスが利用できなくなる

お気に入りのデイサービスがあった方が介護型のサ高住に入居した場合、その施設のデイサービスを利用しなくてはいけなくなったり、信頼関係を築いていたケアマネージャーを入居先のサ高住の所属ケアマネージャーに変更しなくてはいけなくなったりする問題があります。

また、このようなサ高住ではサービスの囲い込み的な問題も生じるので、問題点②「過剰なサービス提供で報酬を得るサ高住もある」にもつながります。
なお、弊社ゴールドエイジでは全50館中、ケアマネージャーが在籍する館は4館しかありません。
その分、地域のケアマネージャーと連携して、ゴールドエイジ入居者とのケアプランを作っていくことを心掛けています。


問題点⑤:運営会社の経営リスクが懸念される

老人ホームの運営会社に経営リスクがある場合、入居者にとって深刻な影響が生じます。
例えば、給与未払いが発生するとスタッフが一斉に退職し、十分なケアが行き届かなくなるといったケースがあります。
結果として、入居者は衛生環境の悪化や適切な医療ケアを受けられないリスクにさらされます。

さらに、運営会社が問題に対して迅速に対応しない場合、入居者の生活が著しく悪化し、健康被害や生活の質の低下が懸念されます。


問題点だけではない!サ高住を利用するメリット

サ高住に利用するメリットは、以下のとおりです。

  • バリアフリー構造になっており安全で快適な生活ができる
  • 介護が必要なく元気な高齢者でも利用できる
  • 特別養護老人ホームなどと比較して自由度が高い
  • 有料老人ホームなどと比較して初期費用が安い
  • 施設が増加しているため選択肢が広い

バリアフリー構造の施設で、比較的自由度の高い生活ができるのはサ高住の魅力です。
介護が不要、あるいは介護度が低い高齢者でも利用でき、有料老人ホームに比べて初期費用が安い点もメリットといえます。

サ高住は年々増加しているため、さまざまな施設からご自身に合った場所を選べます。
問題点もあるサ高住ですが、それを補うメリットも多いため、双方をよく理解して入居先を選びましょう。

サ高住と似ている有料老人ホームとメリット・デメリットを比較したい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】【一覧表付き】有料老人ホームとサ高住の違い|おすすめな人の特徴も解説


サ高住の問題点を解決して快適に過ごすコツ

サ高住の問題点を解決するコツは、以下の3つです。

  1. 入居先の情報を入念に収集する
  2. 家族の協力とともに外部サービスも上手に併用する
  3. 各種制度を有効活用して費用を抑える

それぞれ、詳しく見ていきましょう。


コツ①:入居先の情報を入念に収集する

入居前にできる対策として、入居先の情報をしっかり集めることが挙げられます。
入居前のチェックポイントは、下表のとおりです。

チェック項目 チェックポイント
居室や設備 ・居室の広さ
・持ち込みの可否
・収納の有無
・共同設備の有無(浴室やトイレ、キッチン)
・食堂の広さ
・施設内の衛生面
・共有スペースの広さや備品
サービス内容 ・生活支援サービスの充実度
・食事の内容
・介護サービスの有無
・医療サービスの有無
・イベントやレクリエーションの充実度
・スタッフの配置状況(日中と夜間どちらとも要確認)
費用 ・居室の料金
・サービスの料金
・イベントやレクリエーションの参加費
立地 ・ご家族の居住地との距離
・公共交通機関との距離
・周辺施設の状況(スーパーやコンビニ、医療機関など)
・景観

入居先をチェックする場合は、お試しで施設を利用するのもよいでしょう。
基本的に自費での利用になりますが、入居先のリアルな情報を確認できます。


コツ②:家族の協力とともに外部サービスも上手に併用する

サ高住によってサービスの充実度が異なるため、入居後に必要なサービスが不足する場合は、ご家族の協力や外部サービスを活用しましょう。
慣れ親しんだご家族の協力が得られれば、入居される方も安心です。

また、ご家族が協力してサービスを補えれば、必要な費用が少なくなるため、過剰なサービスで費用負担が増加するリスクを回避できます。
ただし、ご家族が無理してしまうとサポートが負担になってしまうため、上手に外部サービスも利用しましょう。

なお、介護度が悪化しても外部サービスを利用すれば、サ高住での生活を続けられる場合もあります。
ご家族の協力と外部サービスをうまく組み合わせて、コストを抑えつつ充実したサービスを受けましょう。


コツ③:各種制度を有効活用して費用を抑える

一般的な賃貸住宅より高いサ高住の入居費用を抑えるためには、介護保険や生活保護の制度を使用できます。
利用できる主な制度は、以下のとおりです。

  • 介護保険負担限度額認定証の交付
  • 高額介護サービス費制度
  • 利用者負担軽減制度 など

上記の制度は、入居される方の所得や施設に応じて適用されます。
利用可能かどうかは、お近くの自治体へ相談してみましょう。

また、生活保護を利用できれば、住宅扶助や生活扶助の形で、サ高住の家賃や食費などが支払われます。
生活保護について知りたい方は、お近くの福祉事務所にいるケースワーカーへ相談するのがおすすめです。

サ高住に必要な費用や支払いの工夫について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

【関連記事】サ高住の費用相場と内訳一覧!年金だけでも無理なく支払える方法も解説


「ゴールドエイジ」ならサ高住の問題点を解決しやすい

弊社ゴールドエイジでは、医療や介護を含む生活サポートや栄養士が管理した食事など充実したサービスを受けられます。
訪問介護や訪問看護を併設しており、看護師が常駐している施設もあります。
要介護1から要介護5までの方が利用されており、サ高住で介護度が悪化する不安を持っている方も安心です。

また、ゴールドエイジでも認知症の方の入居も増加傾向ですが、楽しみのある充実した生活が送れるよう、さまざまな催しを実施しています。
お誕生日会や夏祭りなど、レクリエーションや季節の行事が盛りだくさんです。

施設見学も随時受け付けておりますので、一覧ページでお近くの施設をご覧ください。

なお、サ高住における食費やゴールドエイジのメニュー例について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】サ高住は食事サービスもある?提供方法や食費の相場も解説|メニュー例も


まとめ:サ高住の問題点は工夫次第で大きく改善できる

サ高住の問題点は、入居前の情報収集や入居後の工夫で解決可能です。
サ高住は施設ごとのサービス内容や設備環境に差があるため、しっかり対策を立てて、安心して暮らせる施設を選びましょう。

なお、弊社ゴールドエイジでは、サ高住や有料老人ホームを多数運営しております。
お近くの施設をお探しの方は、施設一覧ページをご覧ください。

【関連記事】介護保険を申請すべきベストなタイミングとは?手続きの流れや注意点も解説
【関連記事】親を施設に入れるタイミングや費用相場を解説!手順や拒否時の説得方法も
【関連記事】介護の悩み相談ができる窓口一覧|負担軽減が期待できるサービスも解説

この記事の監修

間井 さゆり

役職内部監査室長
保有資格介護支援専門員(ケアマネージャー)

2006年入社 ゴールドエイジの創業当初から介護事業運営に幅広く携わり、介護支援専門員、館長、内部監査員などを歴任し発展を支えてきた。
現在は内部監査室長としてゴールドエイジの介護事業運営の適正化、効率化を支えている。

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