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老人ホームの知識

掲載日:2025.06.12

更新日:2025.11.24

【比較表付き】住宅型有料老人ホームとサ高住の違い|おすすめな人の特徴

【比較表付き】住宅型有料老人ホームとサ高住の違い|おすすめな人の特徴

住宅型有料老人ホームとサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)はよく似た施設ですが、特徴やサービス内容が若干異なります。
初めて老人ホームを探す方は、「住宅型有料老人ホームとサ高住の違いがわからず、どちらを選べばよいか」と悩むケースも少なくありません。

この記事では、住宅型有料老人ホームとサ高住の違いを7つの観点から解説します。
それぞれの住まいでおすすめな人もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

住宅型有料老人ホームとサ高住の基礎知識

住宅型有料老人ホームとサ高住は高齢者向け住まいの中で件数・入居者数ともにトップ2であり、約60万人の方が生活されています(2021年時点)。
まずは2つの基礎知識として、概要を解説します。

  1. 住宅型有料老人ホームとは
  2. サ高住とは

それぞれの特徴を見ていきましょう。

引用元:高齢者住まい事業者団体連合会|第4回新たな地域医療構想等に関する検討会 P.10


住宅型有料老人ホームとは

住宅型有料老人ホームとは、生活支援サービスが受けられる高齢者向け施設です。

自立〜要介護状態の方が対象で、施設によって設備やサービスの充実度が大きく異なります。
介護保険サービスを受けたい場合は外部の介護事業所と契約するため、ご本人のペースに合わせた自由な設定が可能です。

住宅型有料老人ホームの特徴やメリット・問題点について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

【関連記事】住宅型有料老人ホームとは?他施設との違いや費用などをわかりやすく解説


サ高住とは

サ高住とは、安否確認や生活相談サービスが受けられる高齢者向け住宅です。
サ高住の中でも自立〜介護度の低い方が対象の一般型と、施設職員による介護ケアも受けられる介護型の2つのタイプがあります。

なお、弊社ゴールドエイジでは住宅型有料老人ホームに加え、多数のサ高住も運営しております。
ゴールドエイジが展開するサ高住のうち、全館の9割以上が介護型であり手厚い介護・医療ケアを受けたい方も安心です。
入居相談やご見学も随時受付中なので、以下の一覧ページからお近くの施設をぜひ探してみてください。

また、サ高住の特徴や入居時のポイントについて知りたい方は、以下の記事もチェックしてみましょう。

【関連記事】サ高住とは?費用・入居条件・サービス内容・問題点など基礎知識を解説


住宅型有料老人ホームとサ高住の違い

住宅型有料老人ホームとサ高住の違いは、下表のとおりです。

  住宅型有料老人ホーム サ高住
入居・退去条件 入居 おおむね60歳以上
  自立~要介護者 自立~介護度の低い方
退去 介護・看護ケアが常時必要となったとき 介護度が上がったとき
設備 ・居室:13㎡以上
・アクティビティを楽しめる設備もある
・居室:25㎡以上※
・居室または共用部分にトイレやキッチンが備え付けられている
サービス内容 ・日常生活全般の支援
・レクリエーション など
・安否確認
・生活相談 など
自由度 低い 高い
費用 初期費用 0円~数百万円 0~数十万円
月額費用 10万~30万円 10~30万円
入退去の状況 入居前 病院や診療所 自宅
退去後 死亡 他施設などへの転所
メリット イベントが盛んで、他の入居者と交流が多い など 自由度の高い生活を続けながら、緊急時にも対応してくれる など
デメリット 自由度が低く、まとまった額の入居一時金がかかる など 他の入居者との交流は少なく、身体状況の悪化により退去の可能性がある など
※条件によっては18㎡も可

それぞれの項目について解説します。
住宅型のほかに介護付き・健康型有料老人ホームも含めてサ高住と比較したい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみましょう。

【関連記事】【一覧表付き】有料老人ホームとサ高住の違い|おすすめな人の特徴も解説


違い①:入居・退去条件

  住宅型有料老人ホーム サ高住
入居条件 概ね60歳以上
自立~要介護者 自立~介護度が低い方※
退去条件 介護・看護ケアが常時必要となったとき 介護度が上がったとき※
※介護型サ高住では介護度が上がっても居住可能な場合あり

どちらの施設も、おおむね60歳以上の高齢者を対象としています。
ただし、60歳未満の方でも要介護認定を受けていると入居可能です。

住宅型有料老人ホームでは、施設の体制や受け入れ状況により入居・退去条件が異なります。
ご本人の持病や身体状況を施設に相談しましょう。

サ高住では、基本的にご本人で身のまわりのことをする必要があります。
入居してから要介護状態になると退去を求められる場合があるため、入居前に確認してみてください。


違い②:設備

  住宅型有料老人ホーム サ高住
構造 バリアフリー
居室面積 13㎡以上 25㎡以上※
その他設備 ・トイレ
・洗面所
・キッチン
・浴室
・食堂 など
※条件によっては18㎡も可

住宅型有料老人ホームとサ高住での違いは、居室内の設備に差がある点です。
下表のように、サ高住のほうが居室にトイレやキッチンなどが充実しています。

  住宅型有料老人ホーム サ高住※
トイレ 51.2% 97.8%
キッチン 17.1% 40.9%
浴室 14.8% 26%
※一般型の場合

いずれもバリアフリー構造であり、ご入居者が安全・安心して過ごせます。

引用元:


違い③:サービス内容

  住宅型有料老人ホーム サ高住
基本サービス ・日常生活全般の支援
・レクリエーション など
・安否確認
・生活相談
介護サービス 外部の事業所が提供※
※介護型サ高住の場合、施設職員がケアを実施

住宅型有料老人ホームではレクリエーションやイベントが充実しており、他のご入居者との交流も楽しめます。
サ高住の場合、安否確認と生活相談サービスはもちろん、家事援助や健康管理も受けられるところもあります。

どちらの施設も、日常生活における支援や相談サービスを受けられるため、自宅での一人暮らしが不安な方でも安心して過ごせるでしょう。


違い④:自由度

住宅型有料老人ホームサ高住
高い

住宅型有料老人ホームは、サ高住と比べると自由度は低くなります。
レクリエーションやイベントがあり、1日のスケジュールがある程度決まっているためです。

一方、サ高住だと自由にスケジュールを組めて外出も可能です。
あくまで賃貸住宅として、居室のカギをご本人で管理したり自由に建物への出入りもできたりするサ高住も多くあります。


違い⑤:費用

  住宅型有料老人ホーム サ高住
初期費用 0円~数百万円 0~数十万円
月額費用 10万~30万円 10~30万円

それぞれの施設にかかる費用には、初期費用と月額費用があります。

住宅型有料老人ホームでは、主に施設の利用権を獲得する「利用権方式」であり、最初に入居一時金を支払う仕組みです。
一方、サ高住では一般的な賃貸住宅と同じく「賃貸借契約」であるため、初期費用として敷金を支払います。

初期費用・月額費用は施設の立地や設備の充実度により大きく異なるので、入居前に確認しましょう。
住宅型有料老人ホームの詳しい費用内訳や負担を抑えるコツについて知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

【関連記事】【住宅型有料老人ホーム】費用の内訳と平均金額|経済的負担を減らす方法も


違い⑥:入退去の状況

【入居前の居場所】

  住宅型有料老人ホーム サ高住
1位 病院・診療所(42.3%) 自宅(43.9%)
2位 自宅(26.8%) 病院・診療所(25.9%)
3位 他施設など(14.7%) 他施設など(11.9%)

【退去後の居場所】

  住宅型有料老人ホーム サ高住
1位 死亡(53.9%) 他施設など(44.1%)
2位 他施設など(39.1%) 死亡(40.3%)
3位 自宅(4.2%) 自宅(7.4%)

入居前の居場所は、どちらの施設も「病院・診療所」もしくは「自宅」です。
病気の悪化により1人で生活できなくなったり、自宅の安全性・管理などから生活を続けられなくなったりするケースが多くなっています。

一方、退去後の状況は「死亡」または「他施設などへの転所」が80%以上です。
とくに、住宅型有料老人ホームでは、約6割の方が居室で看取られています。

また、サ高住では介護・看護ケアの依存度が強くなると「他施設などへの転所」を求められるケースが多くあります。
施設の長期利用を想定している場合は、看取りケアが可能かも入居前に確認しましょう。

引用元:高齢者住まい事業者団体連合会|第4回新たな地域医療構想等に関する検討会 P.12


違い⑦:メリット・デメリット

  住宅型有料老人ホーム サ高住
メリット ・レクリエーションやイベントが盛ん
・他の入居者と交流できる
・必要に応じて介護・看護サービスが受けられる など
・自由度の高い生活ができる
・居室内に備え付けのトイレやキッチンのあるところが多い
・緊急時にも対応してくれる など
デメリット ・ある程度スケジュールが決まっているため、自由度は低い
・まとまった額の入居一時金がかかる
・施設数が多く、選ぶのが難しい など
・一般的な賃貸住宅より費用がかかる
・イベントや他の入居者との交流は少ない
・身体状況や認知症状が重くなると退去の可能性がある など

住宅型有料老人ホームは、自立もしくは介護度の軽い高齢者が入居しておりレクリエーションなどで入居者同士が楽しめる環境が整っています。

サ高住は、居室内でご本人が自由に生活できる点が特徴です。
また、緊急時にも対応してくれるため、1人での入居はもちろん、高齢夫婦も安心して生活できます。
より長く住み続けたいときは、介護型サ高住も視野に入れて探してみましょう。


住宅型有料老人ホーム・サ高住におすすめな人

住宅型有料老人ホームにおすすめな人は、以下のとおりです。

  • 他の方とレクリエーションやイベントを楽しみたい人
  • 老後をアクティブに過ごしたい人
  • 介護サービスの内容は自分で決めたい人

さまざまな施設タイプがあるため、ご自身の生活スタイルや希望する過ごし方にあわせて選べる点が魅力的です。
一方で、以下のような生活を望んでいる方はサ高住をおすすめします。

  • 時間に縛られず、自由に生活リズムを決めたい人
  • 一人暮らしだと少し生活に不安を抱えている人
  • 住み替えを検討している人

サ高住は、「自由に生活したいけれども、1人や夫婦だけだと不安」という方におすすめです。
また、自宅のリフォームや管理が難しく住み替えたい方にも、バリアフリー構造となっているサ高住で安全に生活できます。
それぞれのポイントを押さえながら、より希望に合った施設を選びましょう。


まとめ:住宅型有料老人ホームとサ高住は似ているようで違いが多い

住宅型有料老人ホームとサ高住はどちらも生活支援や相談サービスが受けられるため、安心して生活できる住まいです。
それぞれの違いを理解し、ご本人の望む生活を踏まえた施設選びをしていきましょう。

なお、弊社ゴールドエイジでは住宅型有料老人ホームに加え、多数のサ高住も運営しております。
住宅型有料老人ホームと同じように生活できるサ高住が豊富で、施設によっては介護ケア・医療ケアも充実していて安心です。
入居相談やご見学も随時受付中なので、ぜひ以下の一覧ページからお近くの施設をお探しください。

【関連記事】サ高住とはどんな施設?5つの観点からわかりやすく解説!近年の入居状況も
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この記事の監修

間井 さゆり

役職内部監査室長
保有資格介護支援専門員(ケアマネージャー)

2006年入社 ゴールドエイジの創業当初から介護事業運営に幅広く携わり、介護支援専門員、館長、内部監査員などを歴任し発展を支えてきた。
現在は内部監査室長としてゴールドエイジの介護事業運営の適正化、効率化を支えている。

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